ここから本文です

【もやもや】人は見た目が9割じゃない!? 小出恵介騒動で思い知った私たちの根深い「顔面印象至上主義」

6/15(木) 12:03配信

Suits-woman.jp

今週中にも本人が記者会見を開くとか、大阪の議員さんが国会の議題に上げると言いだしたりとか、17歳女性の元カレが登場してコメントしたりだとか……収束に向かうことなく、むしろ話題がどんどん大きくなっている小出恵介さんの不適切な騒動。

第一報は「未成年者と飲酒、不適切な行為により芸能活動無期休業の危機」でした。それをネットで見たとき、周囲では「ああ、小出恵介もか……」という落胆の声があがっていました。

この「もか」は、有名芸能人の相次いだ不祥事による無期休業、という話ではありません。まぁ、それも少しはよぎったのですが。この時点で相手の女性は未成年といっても19歳くらいだろう、と思っていました。そして、“33歳、婚活アラサー女子と同世代で、理想の結婚相手のタイプにも名前が上がる好青年系小出恵介すらも、相手にする女性はひとまわり年下”という点に、ガーン……ときたのです。

またしてもアラサー女子の需要なしか、と。

さらに続報で相手は17歳の女子高生で、淫行条例違反にも、と報道され「えええ!? あの、小出恵介が!?」となったのです。どこから「あの」が来たかというと、単純に言ってしまえば、「そんなことをするような人には見えないのに」という「あの」です。

芸能人がどこで飲み歩き、泥酔していようとも、誘われたこともなければ遭遇したこともない一般人からしてみたら、続報の内容は「そんなことをするなんて、意外……」でしかありませんでした。

心から、「見る目ないな……、私たち」です。でも、どうして、「彼がそんなことをするなんて」「意外」と思ってしまったのでしょう。

役柄やスペックじゃない、彼の顔が「好青年」印象どストライクだった

これまで演じてきた役柄の印象なのかしら? と改めて彼の役者としての十数年を振り返ってみると、どうやらそうではありません。

彼は婚活女子がドンズバで結婚したくなるような、好青年ばかりを演じてきたわけではないのです。幅広い役柄を演じてきた彼ですが、男性に恋する男子学生という濃いキャラのときも人気だったし、金髪のオラオラ系のときも注目されていました。

だから、ドラマや映画の役柄にうっとりして「結婚するならこんな感じの人候補」だと思っていたわけでは、ない。

有名私立大学卒業という学歴が、彼の「ちゃんとしている」という印象操作に加担したのかしらというと、そんなこともない。ウェイ系から非モテまで、偏差値の高い大学の学生が女性を傷つけて裁判沙汰を起こしているなか、高学歴と「真面目で誠実」がイコールで結び付かないことくらい、女子はみんな知っています。

じゃあ、何が?というと、単に彼の見た目が、顔が、私たちに彼を「真面目で誠実そう」と思わせていたのです。

好きか嫌いかという好みは別として、彼の見た目を人に説明するときに「チャラくて、遊んでそうな感じ」と言う人はいないでしょう。

本人を知っている人たちが、口々に「酒癖が悪く、飲むと本当にタチが悪い」とバラしているのをテレビで見ると、よっぽど嫌われていたんだなぁと思いはします。思いはしますが、それでも、こんな暴言を吐いた、こんな風に女の人に迫っていたと聞いても「あの顔で……?」とやっぱり、ピンとこない。

どうしても、見た目の印象に引きずられてしまうのです。

こういうことは日常でもよくあることです。とかく、実直なのにチャラそうに見える人、穏やかな性格なのに顔に険がある人、日々疲労感でいっぱいでグダグダなのに、パワフル&攻撃的に見える人などは、誤解されやすく、本当に生きにくい。

それに比べたら、彼のように、たとえ内面がどうであれ「誠実そうに見える」というのは、かなり恵まれているといえます。

なのにそれを自らぶち壊すとは。なんとまぁもったいないことを。「バカだったんだね……」という声があちこちから聞こえてきます。

魔が差したのか、積み重ねられたキャリアによって調子づいたのか。世の中にはナチュラルボーン・クズという人もいますが、それはサイコの域なので、小出さんは前半のどちらかなんだと思います。いずれにしても、「悪行って、顔に出ないものなのだなぁ」としみじみです。
気を付けないと、と思います。何にどう気を付けたらいいのかわかりませんが、「顔の輪郭とパーツのバランスが誠実そうな配置になっているからといって、必ずしも信頼できる男なわけではない」ということは心にメモしていきましょう。

17歳の素性がどうであれ、合意があったとかなかったとかも関係なく、未成年を深夜にお酒の席に呼び出して飲ませてはいけないし、17歳であろうがなかろうが、子どもが欲しいわけでもないのに避妊しないでセックスするなんて絶対にダメなんです。っていうか、そんな男、人としてイヤですよ。「好青年どころか、女の敵だった」と悲しみつつも、憤っているファンも少なくありません。

彼の出演作がお蔵入りになったり、再放送不可になるかもというニュースを聞いたりすると、作品には罪ないし……と思うし、『白夜行』とか『JIN-仁-』とか『ストロベリーナイト』とかまで今後CSなどで放送されないとかいう事態になったら解約するわ!と思う派です。

もし今後復帰できたとして、主演とかいうことになると、ちょっと無理かな……と思ってしまいます。ニュートラルな気持ちで、ドラマや映画の世界観に没入できない気がするからです。いい人キャラはもちろんのこと、たとえ悪人キャラだとしても、「女の人を傷つけることを平気でできることがいちばん悪だわ!」と思ってしまうのではないかなぁ。

でも、記者会見を見たら、気が変わるんでしょうか。また、見た目の印象に引きずられるんでしょうか。どんな記者会見をするのか、それを見てどう感じるのか。知りたい気もします。

「派手顔のせいで、言い寄ってくるのは遊び人ばっかり」「気が強く見えるせいでいつも自分ばっかり損してる」…。続編では、独身アラサー&アラフォーのリアル体験「見た目が巻き起こした残酷物語」を紹介します。

最終更新:6/15(木) 12:03
Suits-woman.jp

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Suits WOMAN

小学館

2016年 秋号
10月5日発売

590円(税込)

働く30代のためのリアルライフマガジン。
マネー、美容、健康、デジタルなど
きちんと地に足の着いた“堅実女子”の
不安や悩みにきめ細かくお応えします。