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【ワーママの仕事術・前編】肩身の狭いワーママも “へいわよし”で働きやすくなる!

6/15(木) 16:43配信

講談社 JOSEISHI.NET

「出産後、復帰はしたけれど、育児と仕事の両立がしんどい」「やりがいのある仕事をまかせてもらえない……」“もしかして私、会社にとって迷惑?”と感じてしまうことはないだろうか?

この記事を書いている編集Tは、そう思うことがしばしば。37歳で出産するまでは、思う存分仕事ができたけれど、二児の母となった今は早く帰らざるをえず、周囲に迷惑をかけることも多い。

「会社は“迷惑”と思っているのではなく、どうすればいいのかと戸惑っているんですよ」と語るのは、社会保険労務士の齋藤智明さん。労務管理のエキスパートとして、大小問わず多くの企業の総務・人事の現場を見てきた齋藤さんからの、ワーママが働きやすくなるためのアドバイスを“へいわよし”というキーワードでお伝えしていきます。前編となる今回は、日々の仕事や気持ちが楽になる、今すぐにできる3つのアクション“へいわ”をご紹介。

第1のアクション 「へ」=減らす

まずは仕事の総量を減らすこと!

編集T(以下T)「『やってもやっても仕事が終わらない』『残業があたりまえの部署なので、定時に帰るために時短勤務にしている』という話、ワーママからよく聞きます」

齋藤さん(以下S)「残業が常態化している職場の場合、まずは仕事の棚卸しをし、業務そのものを減らすことです。資料の作成や誰も見ていない報告書など、慣習的に“やらなければいけない”とされているけれど、実はさほど重要ではない仕事って、意外と多くありませんか?」

T「わかる気がします(苦笑)」

S「業務をすべて洗い出し、to doリストをきちんと作成します。そのうえでひとつずつ、いる、いらないを精査していきつつ、効率化も考える。“書類は1年見ないなら廃棄”“パワポで作成していた資料はワードにして簡素化する”など……。こうして精査していった結果、いつも残業していたのに、毎日定時に帰れるようになったという方もいますよ」

T「理想的なお話ですが、それをひとりで進めるのは、なかなか難しいですよね……」

S「そんなときは、上司に選んでもらえばいいんです。『この書類、パワポで作ると1時間かかりますが、ワードなら10分で終わります。どちらがよろしいでしょうか?』と。普通なら、上司としては仕事には高パフォーマンスを求めるはずなので、10分を選ぶはずですよね」

T「なるほど!いいアイデアですね。では、そうやって効率化しても、仕事が終わらない場合は?」

S「なぜ終わらないのかを分析すること。そして、明らかに人数が足りないのであれば、会社に掛け合って、なんとか人員を増やしてもらいましょう」

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