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風邪薬の選び方に、ジェネリックのデメリット…今こそ知りたい、薬のあれこれ

6/15(木) 6:30配信

ダ・ヴィンチニュース

 30歳を過ぎてから、ケガや風邪の治りが悪くなった気がします…。ああ、これが老化か、と。頭痛薬とか風邪薬とか、自分で決めている“いつもの薬”で治らなかったりすると、焦るんですよね。規定量を飲んで良くならなかったりすると、耐性がついちゃったのかな、別の薬に替えた方がいいのかな、とか…。だからといって薬局で、忙しそうな薬剤師さんを捕まえるのも気が引けるし…。市販薬との付き合い方って、ひょっとしたら一生、自分で見直し続けなければいけないものなんでしょうか。

『お医者さんにもらった薬がわかる本 その薬、ジェネリックでいいですか?』(関口詩乃/ディスカヴァー・トゥエンティワン)は、薬剤師であり、薬情報コンサルタントの肩書を持つ、関口詩乃さんによる書籍です。製薬会社や医薬品卸会社での勤務経験がある関口さんは、開発から販売後のフォローにいたるまで、薬にまつわるすべての段階をその目で見てきた人物。現在は、薬についてのあらゆる情報をわかりやすく伝える、いわば薬のプロフェッショナルとして活躍されています。

 処方されたものから市販品まで、薬に関するさまざまな疑問に答えている同書。例えば、「タイプ別! ベストな風邪薬の選び方」の項目では、関口さんもよく尋ねられるという「どれが一番効くの?」という問いに答えてくれています。風邪薬といえば、頻度の差こそあれ、多くの方がお世話になっている市販薬ですよね。ドラッグストアの風邪薬コーナーを覗くと、本当にたくさんの商品が並んでいますし、しかも商品名を見れば、エースとかゴールドとか、いかにも効きそうな言葉さえ添えてあって…。

 数ある風邪薬の中から、どんなものを選べばいいのか。関口さんは、個人のライフスタイルに合わせたお薬との関わり方を提案してくれているのですが――これがあまりにも論理的で、単純明快な説明なのです。「○○が効くよ!」という具体的な商品名が出ているわけではないが、ずぶの素人がササッと読んでも、「言われてみればその通りかも…」と思わせるような、まさに名文! 読み始める前の自分が、どうして薬選びに迷っていたのかすら、思い出せなくなるかもしれません。

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