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できる人が書店に足を運ぶ理由とは?

6/16(金) 21:10配信

PHP Online 衆知(THE21)

成功する人は読書家であると言われる。セミナー講師、研修講師、法人営業コンサルタントを行なう大岩俊之氏もまた、年間300冊の本を読む読書家で、本から学んだことは多いと話す。その読書習慣について詳しくうかがった。

《取材・構成=西澤まどか》

読書習慣をはばむ「二つの壁」とは?

「成功者はみな本を読んでいる」とよく聞きますが、私も仕事の中でそれを実感することがあります。私はセミナーや研修の講師、営業コンサルタントの仕事をしていますが、他のセミナー講師、研修講師で売れっ子のエースたちや売れる営業マンは共通して読書の習慣を持っているのです。一方で仕事が取れない講師は、本を読まない人が多いと感じています。
読書が習慣化できない人の問題点は二つに集約できます。一つは、本の探し方。「自分に必要な本」を見つけられないこと。もう一つは、読み方。たとえば、読み始めたら全部読破しなければならないと思い込んでいる人は多いです。この二つをクリアすれば、読書を習慣化できるはずです。
まず、「探し方」についてですが、自分に合う本はどう探すべきでしょうか。最近はAmazonなどのネット書店が主流になりつつありますね。買いたい本が決まっているときや、急ぎで本が必要なときなどはとても便利だと思います。しかし、「自分に必要な本を探す」ためには、リアルな店舗に足を運ぶべきだと私は考えます。
なぜなら、ネット書店の場合、実際に本を手に取ることができないため、限られた情報で判断するしかないからです。レビューの星の数やどこのどんな人が書いたかわからない感想を手がかりに購入することになるわけですが、そのレビューの書き手にとって面白い本が、あなたにとっても面白いとは限りません。
また、ネット書店では基本的にランキングや検索によって本を選ぶわけで、そこにヒットしない本と出合うのは難しい。リアル書店ならば、「なんとなく棚を眺めていたら目について、手に取ってみたら最高に面白い本だった」という出会いがあるわけです。私の場合、大げさな言い方かもしれませんが、自分の興味のある本は光って見えます。
また、書店では世間の流行を把握できるというメリットもあります。話題になっている本は目立つ位置に平積みされています。どんな人がどんな本を手に取って見ているのか、観察してみても面白いでしょう。
「自分に必要な本」とは、必ずしもビジネス書ばかりではありません。私の周りでも、仕事ができる人ほどさまざまなジャンルの本を読んでいると感じます。とくに、歴史や哲学といったジャンルは、成功者の必読書と感じています。また、同じビジネス書でも、流行の読みやすい本ばかりでなく、名著と呼ばれる古典的なものにも挑戦してみると良いと思います。

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