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新星また出現 木原美悠が準V、3か月前まで小学生の12歳「目標は東京五輪の次」

6/16(金) 7:10配信

THE ANSWER

天才少女再び…最年少V逃すも快進撃、目標は“美宇&張本”超え「もっと強くなる」

 卓球の「ジャパンオープン荻村杯」は2日目の15日、U-21(21歳以下)の部・女子シングルス決勝で12歳・木原美悠(エリートアカデミー)が、17歳・梅村優香(四天王寺高)に1-3で敗戦。張本智和(エリートアカデミー)の12歳356日を塗り替える史上最年少優勝はならなかったが、3か月までまでランドセルを背負っていた天才少女が卓球界の新星となりそうだ。

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 躍進著しい卓球ニッポンに、ニューヒロイン誕生の予感だ。木原は準決勝で世界ランク103位の麦子詠(香港)を3-2で破り、史上最年少Vに王手。決勝ではミスが出て、梅村に敗れたが、堂々の準優勝を果たした。

「ここまで来たら、絶対優勝したかった。決勝は自分のプレーができなかった。準優勝は結構、満足しているけど、金メダルの方が良かった」。試合後、銀メダルを胸に提げた12歳は、悔しさを隠そうとしなかった。

 とても3月までランドセルを背負っていたとは思えない、怒涛の快進撃だった。前日の1回戦では全日本ジュニア女王の笹尾明日香(横浜隼人高)、準々決勝で安藤みなみ(専大)、実力のある高校、大学生を撃破し、準決勝に進出。この日の一般のシングルス1回戦では世界選手権の韓国代表も破っていた。一躍、今大会でスターダムにのし上がった。

「想像してなかった。1回戦くらいで負けるかと……。少し自信がつきました」。躍進を演じた中で、収穫も得た様子だった。

「五輪に出たい」…4月からエリートアカデミー入り「本当に強くなっている」

 4月から地元・兵庫から東京のエリートアカデミーに進んだ。理由は「五輪に出たい」からだった。

 ウェートトレーニングにも臨み、わずか3か月でも着実にパワーアップ。フォアに力強さが増した。寮の同部屋は17歳・平野美宇、男子の張本も同じエリートアカデミーに所属しており、刺激を受ける環境でメキメキと成長してきた。

「エリートアカデミーに入って本当に強くなっている。世界で活躍している人が多いけど、自分もその人たちより強くなって、もっともっといい成績を残したい」。まだ抜けない関西なまりで、平野&張本超えを目指すと誓った。

 平野を筆頭に16歳の早田ひな、伊藤美誠ら10代の才能が次々と芽吹き、木原も15歳で迎える20年東京五輪で期待されるが「出たいけど、東京の次を目指したい」とポツリ。若いからこそ、長い目で将来を見つめている。

 今大会を振り返り「自分の課題も見つかった。最後は悔しい思いをしたので、次の大会では優勝を目指したい」と先を見据えた。ランドセルを脱ぎ捨てたばかりの12歳の未来は、無限に広がっている。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:6/16(金) 7:10
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