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走行距離1位のリバプールがCLに復帰。連戦の来季はスタミナ勝負に

6/16(金) 11:40配信

webスポルティーバ

「チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した選手たちを祝福したい。彼らは最高の仕事をしてくれた。今季はケガ人が多く、主力選手を欠いた状態でシーズンの半分を戦ったようなものだ。そんな状況でマンチェスター・ユナイテッドやアーセナルと戦うのは容易なことではない。それでも、ここまで辿り着いた。CL参戦にふさわしいパフォーマンスを見せてくれたと思う」

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 シーズン終了後、リバプールのユルゲン・クロップ監督は充実感を漂わせながらそう語った。

 今季は第2節バーンリー戦でいきなり黒星(0-2)を喫するという波乱のスタートだったが、それでも持ち直し、第11節ワトフォード戦の大勝(6-1)後にはプレミアリーグの首位に浮上した。しかし、折り返し地点通過後の1月に入ると勝ち星に見放されて失速......。順位を5位まで落としたが、なんとか踏みとどまり、来シーズンCL出場権が手に入る4位でシーズンを終えた。

 名門リバプールがCLの舞台に復帰するのは、実に3年ぶりのことだ。

 2015年10月にリバプールの監督に就任したクロップ監督にとっても、在任2季目となる今シーズンでCL出場権を獲得した意義は極めて大きい。そして、近年は停滞感が漂っていたリバプールとしても、価値ある「CL参戦」である。

 ポジティブな変化は、スタッツからも見て取れる。注目は「チーム走行距離」と「スプリント回数(※プレミアリーグの場合は時速25.2km/h以上の走行数)」。どちらも、リバプールが今季プレミアリーグでトップの数値を叩き出した。

 リバプールの年間チーム走行距離は4311.0km。2位は4196.2kmのバーンリー、3位は4181.0kmのボーンマスで、いずれもハードワークがウリのチームだ。

 一方、リーグ最下位は3819.7kmのマンチェスター・U。1試合平均に換算するとリバプールは113.4km、マンチェスター・Uが100.5kmであり、両者の差は1試合で12.9kmまで広がった。1選手の平均走行距離はおよそ10~11kmであるから、マンチェスター・Uに比べるとリバプールはチーム全体で選手ひとり分、長い距離を走っていたことになる。

 スプリント回数でも、リバプールは21789本(1試合平均=約573.4本)でリーグトップの数字を記録した。2位はマンチェスター・シティの20278本(約533.6本)で、3位につけるのはトッテナム・ホットスパーの20023本(約526.9本)、4位は僅差でアーセナルの20019本(約526.8本)。プレミア王者のチェルシーは7位の19024本(約500.6本)だった。

 こうした数字から見えてくるのは、リバプールが攻守両面で数的優位を保つために長い距離を走り、かつ、ダイナミックでアグレッシブなサッカーを実践していることである。

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