ここから本文です

小島慶子×入山章栄 女性には頑張って欲しいけど…

6/17(土) 7:47配信

NIKKEI STYLE

 女性のための総合イベント「WOMAN EXPO TOKYO 2017」(日本経済新聞社、日経BP社主催)が5月20~21日、東京都内で開かれた。キャリアや教養、健康・美容をテーマに講演などを開催。21日のオープニングセッションでは、経営学者で早稲田大学ビジネススクール准教授の入山章栄さんと、タレントの小島慶子さんが「未来につながる働き方改革」について意見を交わした。(文中敬称略)

入山

 今は時代の転換期だ。ようやく女性が活躍ができる社会になってきた一方で、女性の活躍を男性がサポートするための取り組みはほとんどできていない。女性には頑張ってほしいけれど、男性は今までの働き方でいい、というのが多くの伝統的な会社だ。
 小島 女性が働きやすくなるには、男性も働き方を変えなくてはならない。企業は女性を支えるという視点だけでなく、男性社員が介護に直面しても働き続けられるように、男女とも多様な働き方ができるよう注力すべきだと思う。

入山

 我々が20年前に持っていた常識は今の時代には通用しなくなっている。時代に合った新しい「常識」をつくっていくことが大事だ。例えばサービス産業では、多様な人がいろいろな知見やアイデアをシェアしたほうがいい。製造業とは違う仕事の仕方が必要だ。

■「好き」軸にイノベーション
小島

 これまで眠っていた女性の力が産業にも求められるようになった。企業は今、イノベーティブな人材を求めているが、そういう人材になるにはどうしたらいいのだろうか。

入山

 イノベーションとは既存の知と別の知の組み合わせで新しいアイデアを生み出すこと。例えば異業種の人と話してアイデアをもらい、それを自分が今の仕事で持っている知と組み合わせる。人間は認知に限界があり、目の前にあるもの同士を組み合わせがちだが、自分から離れたところにある知を得ることがイノベーションには大切だ。

小島

 いろいろな人に会ったとして、そこから何ができるかを考える時に効いてくるのは「自分は何をやっていると楽しいか」ということ。好きなことを軸に、やることを考えるのが重要だと思う。

1/4ページ

最終更新:6/17(土) 7:47
NIKKEI STYLE

記事提供社からのご案内(外部サイト)

ライフスタイルに知的な刺激を。
生活情報から仕事、家計管理まで幅広く掲載
トレンド情報や役立つノウハウも提供します
幅広い読者の知的関心にこたえます。