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大奥で奥女中に雇われた女中を何といった?

6/17(土) 17:10配信

サライ.jp

時代劇や小説では愛憎渦巻く女の戦いが繰り広げられる大奥。将軍の母親や正室、側室やその取り巻きなど大奥に入れる人は限られていたため、当時は謎のベールに包まれていました。だからこそ余計に、人々は好奇心をくすぐられるのでしょう。

今回は大奥にまつわるクイズを4問、「江戸文化歴史検定」(通称・江戸検)の過去問題からピックアップしてみました。クイズを通じて、ベールの中を覗いてみましょう!

【クイズ1】
大奥には数多くの奥女中が仕えていましたが、彼女たちはそれぞれ、自分の扶持で女中を雇うことができました。さて、「又者(陪臣)」とも呼ばれた、奥女中に雇われた女中のことを何といったでしょう?

(い)座敷者
(ろ)局者
(は)部屋者
(に)広敷者

正解(は)
大奥女中が自分の扶持で雇った使用人は、「部屋者」「部屋方」という。これを雇ったのは御目見以上の奥女中で、年寄で14~16人、中ろうで7人使っていたという。

【クイズ2】
江戸大奥についての説明として正しいのは、どれでしょう?

(い)買い物は、大奥女中が町方の商家に出向くのが一般的だった
(ろ)将軍の大奥への出入りは、御鈴廊下からだけだった
(は)一度、大奥女中になると途中で辞めることはできなかった
(に)将軍以外の男性は、誰も足を踏み入れることができなかった。

正解(ろ)
江戸城本丸の大奥と将軍の執務・生活空間である奥の通路のうち、将軍の出入り口として上御鈴廊下と下御鈴廊下が設けられていた。

【クイズ3】
「江(絵)島・生島事件」で流罪となる大奥年寄の江島は、月光院に仕えました。月光院は、ある将軍の側室で次期将軍の生母になりましたが、誰の側室だったでしょう?

(い)3代家光
(ろ)6代家宣
(は)8代吉宗
(に)11代家斉

正解(ろ)
月光院は、6代将軍家宣の側室で、7代家継の生母。19歳で甲府藩桜田御殿の奥勤めとなり、綱豊(家宣)の寵愛を受ける。宝永6年(1709)家宣の6代将軍就任とともに大奥に入り、家宣の四男・大五郎(家継)を産み、左京の局と呼ばれる。

【クイズ4】
男子禁制といわれている江戸城大奥ですが、じつは事務や警備・監察に従事するため、男性の役人が大奥の南東部に詰めていました。さて、この大奥勤務の男性役人が詰めていた場所を、何というでしょう?

(い)御舂屋
(ろ)御賄所
(は)御広敷
(に)遠侍番所

正解(は)
江戸城大奥は、御殿向・長局向・御広敷向の3つの部分からなる。御殿は御台所の居室を中心とする部分、長局は奥女中の宿舎で、これらは基本的に男子禁制。大奥で男性が常駐していたのは御広敷だった。

いかがでしたか? 今回の問題は全て正解率70%以上でした。全部解けた人は自信を持って江戸検に挑戦してみてくださいね!


※問題の出典:『第4回 江戸検問題公式解説集』『第3回江戸文化歴史検定(2008年度)江戸検出題問題公式解説集』

取材・文/オノハルコ(晴レノ日スタヂオ)

最終更新:6/17(土) 17:10
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