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有楽町の新スポット『オルタナティブシアター』は「敢えて」の仕掛けにご注目!

6/17(土) 9:10配信

@DIME

じゃあ、アルタ前ね!でお馴染みの新宿スタジオアルタが運営する、アルタによるアルタだけの演劇専用劇場が、7月7日有楽町マリオン7階にオープンします。かつて映画館だった場所が、生の演劇を目撃できる場として生まれ変わり戻ってくるなんて、なかなか感慨深いものがありますね。

【写真】有楽町の新スポット『オルタナティブシアター』は「敢えて」の仕掛けにご注目!

東京2020をガッツリ視野に入れた思案の元、国と言葉を超えたエンターテイメントを提供してくれる“オルタナティブシアター”。今回は開場に先駆け劇場の内部を拝見して参りましたので、紹介したいと思います。

【日本の文化を垣間見る“敢えて”の仕掛け】

ロビーの中心にそびえる光柱(ひかりばしら)は有楽町マリオン開業当時からあるもので、それを敢えて残してリモデルする事で、何処かノスタルジックな雰囲気に浸れる空間に仕上げたのだとか。その他、和式が残存するトイレや、旧東映ルーブルから引き継いだ絨毯と、日本らしさを期待する外国人観光客にも目新しさを与える仕掛けがアチラコチラに。和式トイレ…。
*絨毯は7月中旬に張り替え予定。

【ダイナミックな演出を可能にする仕掛けの数々】

さて今回の本題、シアター内部。入るとヒンヤリとして、不思議な空間に足を入れた様な感覚になります。

想像していたよりも少しこじんまりとしたシアターはしかし、かなりのハイスペック。

天井にはLEDが引き詰められており、客席も含めて全体が色に包まれるので、舞台との一体感が生まれます。これは中々他の劇場にはない設備。

また、舞台が遠すぎないのが演者・客の双方にとって嬉しいところ。互いの反応をオンタイムで交換できるのがミソ。

【こけら落とし公演は“ALATA”】

オルタナティブシアターオープンと同時に開演されるのは、スタジオアルタ自主制作・国境を超えて楽しめるノンバーバル舞台“ALATA”。タイムスリップSFチャンバラアクションラブストーリーなんだそう。圧倒的カタカナ感。1つの演目で色々な要素が楽しめそうです!

また、ロビーでは物販も行う予定。ここでしか入手できない「忍者グッズ」の販売を企画しているそうです。

ALATA 7月7日~ロングラン公演。
チケット料金:8000円(全席指定・税込)

因みに、色々探っていましたらALATAダンサーキャストオーディションが出て参りました。とっくに締め切っていたので残念でしたが一般応募可能の枠があるようで。今後も様々なアルタ自主制作の舞台が出てきそうなので、オルタナティブシアターでパフォーマンスしたい!なんて夢をお持ちの方は逐一チェックしてみましょう。余談でした。

【筆者松永の発見!オルタナティブシアターは競争しない!?】

和洋の映画が集まり、大小の劇場が乱立する街「有楽町」。日本のブロードウェイなんて異名を持つ程の、謂わば劇場激戦区である場所に参入するにあたり、どの様な強みをもって勝負していくのかと質問をぶつけてみた所。なんと競争や差別化を明確にして乗り込んだつもりは無いんだとか。

「協調性を大切にしていきたい」と言うのはアルタスタジオ社長・田沼氏。こんな物があります!と強みなり売りを押し出す方が伝わり易いし、強いイメージを与えられる。しかしあくまでも「友達になりましょう」という姿勢で、周りと協力しながら盛り上げて行くという方針なのだそう。柔らかな物腰と言葉の境に、揺るぎない自信からくる余裕が垣間見えそうでありました。

いかなるビジネスにおいても、どれ程他と違うか、時代の最先端を行くかを剥き出しにする事の方が多いと思いますが、そこを敢えて控えて乗り出すという、新しいビジネスの形の発見でした!

オルタナティブシアター。

古き良き日本文化をエンターテイメントとして現代に持ち込んでくれる場として、外国人だけでなく知らない世代である私達にとって、有楽町の中でも注目スポットの1つになりそうです。

取材・文/松永舞香

@DIME編集部

最終更新:6/17(土) 9:10
@DIME

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