ここから本文です

宮里藍と歩んだ戦友たちの思い。「すべてが完璧」と上田桃子は言った

6/18(日) 11:40配信

webスポルティーバ

今日の日本女子ゴルフ界の盛況があるのは、間違いなく宮里藍(31歳)の登場があってこそ。そんな彼女が今季限りの現役引退を発表した。その衝撃的なニュースを受けて、彼女から多大なる影響を受けた選手たちは何を思うのか。その心情に迫る――。

【写真】中国ゴルフ界の「藍ちゃん」的存在


◆上田桃子(31歳)
1986年6月15日生まれ、熊本県出身。今季賞金ランキング7位。
2005年プロテスト合格。ツアー通算12勝。(※成績等のデータは6月17日現在、以下同)

(藍ちゃんから言われて、最も印象に残っている言葉は?)そういうのって、藍ちゃんとあまり喋る機会がなかった人のほうがあるんじゃないですか。私はこれまで、彼女といっぱい話をして、(彼女から)勉強してきたから、特別にそういう言葉ってないんですよね。

(一緒にプレーして泣いていた?)いやぁ~、「これで最後かなぁ」って思うのと、「ずっと見ていたかったな」っていう思いもあって。ほんと、中学校くらいからずっと一緒にやってきたので。

(藍ちゃんはどんな人か?)いやぁ、完璧でしょ。言うことないですよ、人としても、プロゴルファーとしても、女性としても。

(藍ちゃんから一番学んだことは?)一番とかそういうの、私には本当にないんですよ。もう、すべて(が学ぶこと)ですから。普通の人だったら、(藍ちゃんと一緒にいたら)そうなると思いますよ。


◆菊地絵理香(28歳)
1988年7月12日生まれ、北海道出身。今季賞金ランキング17位。
2008年プロテスト合格。ツアー通算3勝。

(藍さんとは)今年、初めて一緒に回らせてもらったんですけど、ラウンド中も余裕があって、あそこまでの地位の方なのに、向こうから気さくに話しかけてくださる。皆が「ああいう人になりたい」と目標にすることがすごく納得できましたし、子どもから大人まで人気を博す理由がよくわかりました。大スターでありながら、そういうところをまったく出さないですし、誰に対しても分け隔てなく対等に接してくださる方なので、私は大好きです。

 藍さんは17歳くらいからこの世界の第一線でやられてきて、他の選手よりも濃いゴルフ人生だったと思うので、引退が早いな、という感じはないですね。それでも、いいときにやめるというのは、すごく勇気がいることだと思います。


◆鈴木 愛(23歳)
1994年5月9日生まれ、徳島県出身。今季賞金ランキング2位。
2013年プロテスト合格。ツアー通算4勝。

(藍さんから)初めて声をかけてもらったのは、一昨年の全米女子オープンに出場したとき。「やせたね。(2014年日本女子プロ)優勝、おめでとう」と言われたことが印象に残っています。

 私がゴルフを始めた頃にはすでにスターだったので、まさにゴルフを始めるきっかけになる存在でしたし、「藍さんみたいになりたいな」ってずっと思っていました。まだ今後、どこかで一緒に回る機会があったら、スイングのリズムと、ショートゲームがすごくうまいので、そういうところを中心にじっくりと見てみたいなって思っています。

1/3ページ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Sportiva

集英社

Sportivaムック
4月13日発売

定価 本体1,472円+税

フィギュア特集
『羽生結弦 平昌への道』
■ヘルシンキの激闘
■宇野昌磨、本田真凜ほか