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眠っているときに最高の体験ができる?「明晰夢」を実際に見てみよう

6/18(日) 11:10配信

ライフハッカー[日本版]

普通の夢は、乗ろうと思っていたわけではない遊園地のアトラクションのようなものが多いです。レールに沿って進み、周りには本物のように見える変な物があり、自分の身に起こることはすべて経験しなければなりません。反応することはできるかもしれませんが、好むと好まざるとにかかわらず、そのアトラクションから降りることはできません。

【画像】「明晰夢」を見てみよう

一方、明晰夢というのは、自分でつくった遊園地で遊び回るようなものです。行きたいところに行けるだけでなく、好きなことをすることができます。明晰夢は自分の世界なのです。基本的に、完全な明晰夢というのは、完璧に自分でコントロールできる夢です。スーパーヒーローみたいに空を飛びたければ、飛ぶことができます。私は飛んだことがあります。いじめっ子と対峙しても怖い思いはしたくなければ、まったく怖くありません。夢みたいに美しい人とロマンチックな関係になりたかったら、間違いなくそうなれます。毎晩寝床につく時に、一番途方もない幻想の世界を生きることを想像してください。そうすると、目が覚めても十分休めてリフレッシュできた感じがします。これが明晰夢です。

明晰夢を見てみたいとちょっと思っったのでは? しかし、素晴らしいものがそうであるように、明晰夢を見るには、ある程度の忍耐と努力が必要です。長い時間をかけて、徐々に夢のステージを見極め、レム睡眠のステージを自分の意志に沿わせられるようになります。まず最初は、今の自分がいる、異なる意識の状態に注意を向けなければなりません。

今回から「ライフハッカー・明晰夢ワークショップ」を何回かに分けてお届けしたいと思います。

そもそも夢とは何か?

夢とは何なのか、専門家同士でも正確に一致する意見はありません。夢は脳が問題を解決しているとか、起きている時の感情を処理していると言う人もいれば、脳が取り込もうとしている記憶データの集積にすぎないと言う人もいます。しかし、おそらくもっとも簡単な定義は、夢は脳が存在していることを知る方法だということです。

覚醒状態の脳は、情報を処理している間も絶え間なく外部からの刺激を受け、やるべきことがたくさんあります。しかし、眠っている時は、取捨選択するような刺激はとても少ないです。知覚するものがない時、脳は通常機能をメンテナンスし、明晰さを保つために調整をします。

私たちは、夢を見る理由はわからないかもしれませんが、夢を見ていることは知っています。夜、適切に休息ができている時、人間は睡眠の4つのステージを体験します。

・ノンレム睡眠1(N1):「非REM眼球運動1」や「浅い眠り」とも言われているものです。体温、心拍数、呼吸数、エネルギー使用、すべてが全体的に減少します。筋肉はまだ活動しており、周囲の刺激に対して反応することもできます。基本的には眠りに落ちつつある状態です。

・ノンレム睡眠2(N2):深い睡眠に向かっている状態です。目が覚めにくく、周囲のことに気付く意識がなくなります。このステージが睡眠時間の約半分を占めています。

・ノンレム睡眠3(N3):深い睡眠、もしくは「徐波睡眠」と言われています。周囲の刺激に対してほとんど何の反応もしません。睡眠の最も休息できている状態で、睡眠時間の約4分の1を占めています。このステージが4番目のステージにつながっており、4番目のステージの一部とし考えられていることもあります。

・レム睡眠(急速眼球運動):「夢を見ている状態」だと言われています。筋肉は麻痺し、呼吸や心拍数は不規則になります。レム睡眠の本来の機能はわかっていませんが、レム睡眠がないと、複雑なタスクを学習する能力が損なわれます。このステージは睡眠時間の約4分の1を占めています。

毎晩、N1→N2→N3→N2→レムの順番で、このサイクルを3~4回繰り返しています。レム睡眠のステージでは、夢をもっとも鮮明に記憶しており、約90分間このステージを体験します。

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