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「部下に話がある」とき、日本人が決して使ってはいけない3つの英語

6/19(月) 7:10配信

NIKKEI STYLE

 ひとつの言葉は様々な顔を持っています。日本人の言葉が意図していない意味合いで伝わることもあります。日本人向けの英語教育で豊富な経験を持つデイビッド・セインさんが、日本人が使いがちな言葉から「影にある意味」を紹介します。今回は話があるとき、部下に声をかける場面です。

◇  ◇  ◇

 「今日は彼には話をしなくてはいけないな」。部下の顔を思い浮かべながらそんなことを考えるとき、少々憂鬱になるのは下手な言い方をして感情をこじれさせたくないからに他なりません。

▲We need to talk.
正しい訳:私たちは話をする必要があります。
影の意味:お前には言いたいことがある。

 特に問題があるとは思えない表現です。need to talk に特に問題はないのですが、ネイティブがWe need to talk と言う場合はイライラしていることがほどんどです。それを聞けば相手はビビってしまいそう。We need to talk about something. 「ちょっと話をしなければならないことがあります」We need to talk about the budget. 「予算について話をする必要があります」のように内容を言えば問題はないでしょう。

▲I have to say something to you.
正しい訳:あなたに伝えなければならないことがあります。
影の意味:いやなニュースを伝えなければなりません。

 have to … 「~しなければならない」は自分が原因ではない「外的要因による必要性」すなわち「~せざるをえない」という意味があります。この場合であれば「あなたに対して何か言わざるをえない」ということ。あまりいいニュースでないことが分かります。

▲I'm going to tell you something.
正しい訳:あなたに何かを伝えようと思っています。
影の意味:あなたには言っておきたいことがあります。

 be going to は未来形ですが、「ちょっと思いついて言いおく」のではなく、すでに「あなたに言うことは決定している」のニュアンスがあり、場合によっては少々強く感じられるかもしれません。

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最終更新:6/19(月) 7:10
NIKKEI STYLE

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