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隣の家の盆栽を観察したくなる! 5分でわかる「盆栽鑑賞のコツ」

6/19(月) 21:01配信

エイ出版社

『盆栽鑑賞のコツ』を解説!

1989年4月、日本盆栽協会が「大宮盆栽村」を擁する埼玉県さいたま市(旧大宮市)で開催した「世界盆栽大会」。その後、世界盆栽大会は4年ごとに開かれ、アメリカ、韓国、ドイツ、プエルトリコ、中国など、世界各地に広がり、現在に至ります。

そして2017年4月、実に28年ぶりに日本にて「第8回世界盆栽大会inさいたま」が開催されました。今回はいま知っておきたい、『盆栽鑑賞のコツ』をレクチャーします。

凝縮された大自然の景色をイメージして、『各部分に着目』せよ

盆器(ぼんき)の中に凝縮された大自然の景色をイメージすることこそ、盆栽鑑賞の醍醐味といえます。用語とともに、着目すべきポイントを紹介します。

「根張り」……まず目を向けたい根の張り具合
根は年を経るごとに盛り上がり、土をしっかりとつかむようになります。

「立ち上がり」……根本から最初の枝までの幹の部分
大木のように太くて力強く、自然な動きと迫力の感じられるものが美しい立ち上がりとされます。

「幹肌」……樹木の種類によって異なる表面の質感
特に松の盆栽では、歳月を経て幾層にも重なった幹肌の様子が、大きな魅力とされています。

「枝ぶり」……枝の様を鑑賞
大きな枝がバランスよく配されていて、不必要な枝がない盆栽ほど高評価。葉が落ちた冬は、細かく分かれた枝先が見どころになります。

「ジン」……枝先の一部が枯れた部分
人の手が加わることによって枯れたものも指します。白い肌と緑の葉とのコントラストは、盆栽に味わいを生みだします。

「シャリ」……幹の一部が枯れ、そのままかたちを残した部分
人の手によって枯らせたものも指し、樹齢の長い盆栽に見ることができます。


次に着目したいのは「樹形」。樹形とは、自然下において風雪や長年の環境変化に耐え、適応してきた樹木の姿を人の手によって模した「パターン」のこと。幹の数や向きなどの形状によって、それぞれ名称が与えられます。6種類の樹形を順番に見ていきましょう。

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最終更新:6/20(火) 12:19
エイ出版社