ここから本文です

ミスから2失点のGK西川、2年連続で悪夢の誕生日に 「自分が失点に絡んで非常に悔しい」

6/19(月) 8:10配信

Football ZONE web

前半は初動遅れでボールに触れず失点、後半はクリアが相手に当たって押し込まれる

 浦和レッズのGK西川周作にとって、2年連続で悪夢の誕生日となってしまった。31歳の誕生日となった18日のJ1第15節本拠地ジュビロ磐田戦でフル出場した西川は、自らのミスによる2失点を含む4ゴールを許し、2-4で敗れた。浦和のリーグ4失点は、ちょうど1年前の6月18日に、西川の古巣サンフレッチェ広島戦で喫して以来だった。

【一覧】海外日本人プレーヤー43人「最新推定市場価格ランキング」

 1つ目の悪夢は前半36分だった。磐田左サイドの低い位置からMF宮崎智彦がハイボールを浦和ゴール方向へ上げると、落下点でFW川又堅碁と浦和DF槙野智章が競り合った。そこに飛び出していった西川は「滞空時間が長く出られるボールだったんですけど、もう1歩前でトライできればチームを救えたはず」と、初動の遅れが響いてボールに触れず。競り勝った川又の頭を経由したボールをDF大井健太郎に頭で押し込まれてしまった。

 そして2つ目は後半23分、チームが2-1と逆転して迎えた場面で、コーナーキックの二次攻撃がつながらずにカウンターを受けた。川又のスルーパスに抜け出したアダイウトンに対して飛び出したが、西川のクリアはアダイウトンに当たってしまいゴール方向へ。それを拾ったアダイウトンに難なく押し込まれてしまった。

「スルーパスの時点で、最初に出ようと思ったんですけど、止まってしまって、また出る形になってしまった。パスが出された瞬間にそのまま出ていけば、余裕を持ったクリアにできたはずなので。裏のスペースのケアは自分に求められていることでもあるので、確実なことを確実にやらないといけない」

出直し宣言「期待を裏切らないプレーを」

 また、磐田の勝ち越しゴールとなった同29分のMF松浦拓弥のゴールも後悔が残るものだった。ペナルティーエリア内の右サイドよりでボールを持った松浦に対し、西川はファーサイドのシュートを読んだのか、立ち位置が中央より外側になってしまった。そこで松浦にニアサイドに流し込まれ、痛恨の失点となった。浦和守備陣のプレーが軽かったにしても、GKにもできることのある失点になってしまった。

「そのポジショニングも細かく追求してやらなければいけないと思います。良くない時は良くないと受け入れることも大事です。自分で防げた失点が多くあった試合になってしまったのは自分自身で受け入れているので」

 西川は6月のロシア・ワールドカップアジア最終予選イラク戦でバヒド・ハリルホジッチ監督の招集リストから外れた。それから初の公式戦を迎え、まして自分の誕生日となる節目のゲームだった。期するものが強かっただけに、悔しさも大きい。

「周りの方がどういう見方をされるかは分からないですけど、僕自身はこういう特別な日に4失点をして、しかも自分が失点に絡んでしまっているのは非常に悔しいことです。これ以上、(下は)ないと思うので、そこから這い上がっていく姿を必ず見せたい。自分はまだまだできるというのを見せるチャンスだと思って戦いたい。多くの人に受け入れがたいものを見せて帰らせてしまった。今日の試合が財産になったと言えるように、次の試合を無失点にすること、期待を裏切らないプレーを続けていきたい」

 笑顔がトレードマークの西川だが、終始硬い表情のまま話してスタジアムを後にした。2年連続でショッキングな誕生日となってしまった西川は、出直しを誓った。

轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada

最終更新:6/19(月) 8:10
Football ZONE web

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Football ZONE web

fangate株式会社

日本代表や欧州各国リーグなど、国内外のサッカー情報を毎日更新