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俊足で俊英。医者を目指すラガーマン、福岡堅樹を世界4位の強豪も絶賛

6/19(月) 11:51配信

webスポルティーバ

 文武両道を貫いてきた「韋駄天」の輝きがさらに増している。

 6月17日、世界ランキング11位のラグビー日本代表は静岡・エコパスタジアムにて、2019年のワールドカップで同じプールAに入った世界4位のアイルランド代表と対戦した。アイルランド代表は主力11人がいない若手中心のメンバー構成だったが、それでもトップクラブでプレーする選手も多く、前半だけで4トライを許してしまう内容に。結果、22-50の大敗を喫した。

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 それでも試合終盤、持ち前のスピードを武器に輝きを放った日本人選手もいた。1トライ・1アシストと気を吐いた、WTB(ウインガー)福岡堅樹(ふくおか・けんき)だ。

 福岡は現在24歳だが、2015年のワールドカップと2016年のオリンピックに出場した唯一の選手である。試合後、アイルランド代表のキャプテンFL(フランカー)リース・ラドックが「頭に浮かぶのは福岡です。ボールに対する執念が私たちには脅威でした」と言えば、敵将のジョー・シュミット・ヘッドコーチ(HC)も「福岡が印象的だった」と名を挙げるほどの活躍を見せた。

 日本代表のジェイミー・ジョセフHCが「試合の序盤はキックからプレッシャーを与えることができ、WTBが外でコンテストしていい展開だった」と評したように、福岡は前半から大外でハイボールキャッチやボールキャリアなどの攻撃から存在感を示し、ディフェンスでも身体を張っていた。

 10-50で迎えた後半36分、ボールを大きくつないで左サイドの福岡にボールが渡ると、そのまま相手のスクラムハーフをスピードでかわしてトライ。さらに続く38分も、ボールをすばやく回す展開から福岡が抜け出すと、内をフォローした途中交替のSH(スクラムハーフ)流大(ながれ・ゆたか)にパスを通し、それがトライへとつながった。

 福岡は両シーンをこう振り返る。

「外にスペースがあり、相手ディフェンスが内に寄ることも多かったので、ボールをもらったら前が空いていたシーンもあった。内側の選手がしっかり引きつけてパスを投げてくれました。マツ(WTB松島幸太朗)、FB(フルバック)野口竜司からいい形でもらえたから、前に出られた。彼らに感謝したい」

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