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殊勲の柴崎にテネリフェ監督「今日は彼の日だった」 平常心でのプレーを称賛

6/19(月) 12:50配信

Football ZONE web

第1戦のボランチから左サイドハーフに入り、「自由が生まれた」

 テネリフェのMF柴崎岳が、1部昇格プレーオフ準決勝カディスとの第2戦で2戦合計1-1となる貴重な同点ゴールを挙げ、決勝進出の立役者となった。地元紙「エル・ドルサル」は、ホセ・ルイス・マルティ監督の試合後の記者会見コメントを掲載。「今日は彼の日だった」と、大一番での活躍に賛辞を送っている。

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 第1戦ではボランチでプレーした柴崎は、この日左サイドハーフに入った。中2日での試合で先発を入れ替えたマルティ監督は、「チームをリフレッシュさせたいのと、違うアイデアを探していた。(第1戦の4-2-3-1から4-4-2にシステムを変え)2センターと2トップにしたことで、(両サイドハーフの)スソにスペースが、ガクには自由が生まれた」と語った。

 マルティ監督の狙いがハマったのは前半34分。右サイドを突破したMFスソのグラウンダーのラストパスが相手GKの足に当たって流れると、ボールはファーサイドでフリーとなった柴崎のもとへ。これを柴崎が落ち着いて右足で蹴り込んだ。テネリフェ移籍後2点目となった一撃は、2戦合計1-1とする値千金の同点弾。このスコアを延長戦終了までキープし、カディス(5位)よりリーグ上位だったテネリフェ(4位)が決勝に駒を進めた。

 指揮官は「コレオを作ってくれたスタジアムを見て、朝から働いていたボランティアは素晴らしいと実感した。またこの島を白と青で染めるため、スカーフやフラッグが家の外に吊るされていたからね」と島を挙げてのサポート体制に感謝しつつ、柴崎のことについてもこう称えた。

過密日程も、1部昇格へ監督の信頼変わらず

「今日は彼の日だった。素晴らしいクオリティーの高さを持っている選手だからね。ナーバスになることもなければ、平静を保ってプレーしてくれる。彼はチームワークの一環として、いたって普通に適応しているんだ」

 テネリフェ加入直後の2月には適応障害と報じられるなど絶不調に陥り、トレーニングも満足にこなせない状況が続いた。しかし、終盤戦でレギュラーを獲得し、そして今回の昇格プレーオフでのゴールで、柴崎は自らの力を証明した。

 決勝第1戦は中2日の現地時間21日、本拠地エリオドーロで行われる。中2日で試合が続く過酷な日程についてマルティ監督は、「多大な影響があるが、何人かリフレッシュした選手がいる。水曜日までにどの11人を選ぶのがいいか考えようと思う」と話した。

 準決勝2試合で210分間のプレーを強いられた柴崎をどのように使うかがポイントとなるが、指揮官にとって1部昇格に向けた欠かせないカードであることは間違いない。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:6/19(月) 12:50
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