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世界各国の美女代表が集結 「世界4大ミスコン」の系譜

6/20(火) 11:00配信

NEWS ポストセブン

 女性の美を競うミス・コンテストの歴史は古い。一説には1839年、スコットランドで行なわれた馬上槍試合でのイベントが始まりともいわれる。時が過ぎ、20世紀に入ると世界規模で開催されるようになり、同時に各地で観光PRや特産品の販促企画として数多く誕生している。

 世界4大ミスコンの中でも抜群の知名度を誇るのが、1952年にカリフォルニアのロングビーチで開かれた「ミス・ユニバース」。歴代65人のミスの中で、1959年の児島明子と2007年の森理世の2人の日本人がグランプリを受賞した。1952年より開催。外面的な美しさだけでなく、社会奉仕活動に参加するなど内面的な資質を求める。トランプ現米国大統領が主催する団体を所有していたが、2年前に売却した

 最も歴史が古いのが1951年にイギリスで開催された「ミス・ワールド」。ビキニを着た美人を選ぶコンテストで、新聞が報じて大きな反響を呼び継続開催されることになったが、2015年に水着審査は廃止された。「国際貢献」「女性の尊厳」「地位向上」を理念に掲げ、世界大会は200か国以上に中継される。ピーク時の視聴者数は20億人を超えたこともある。

 1960年にアメリカで始まった「ミス・インターナショナル」は、日本が開催権を持つコンテスト。2012年には吉松育美が日本人として初めてグランプリを受賞した。1960年より開催。1968年からほぼ日本の会場で開催される。1970年には、万博開催を記念して大阪で開かれた。

 最も新しいコンテストが「ミス・アース」。地球環境保護の啓蒙を目的として2001年に開催され、現在参加国は90か国を超える。2001年より開催。参加国は90か国以上で世界最大のミスコン。受賞者の順位は「ミス・アース」以下、「ミス・エア」「ミス・ウォーター」「ミス・ファイヤー」と続く。

 それぞれ歴史や審査基準に違いはあるが、共通するのは単なる外面的な美の競争ではない点。知性や教養、発信力を含めた総合的な女性としての魅力を競う。また、チャリティ活動への参加で社会貢献することも各コンテストに共通している。

※週刊ポスト2017年6月30日号