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シーズン到来!花旅のプロが教える「北海道の名庭」4選 [おとなスタイル]

6/20(火) 10:00配信

講談社 JOSEISHI.NET

今や“北海道ガーデン街道”と言えば夏の北海道旅行の人気スポットのひとつ。
広大な北海道に点在するガーデンがここまでの存在になった背景とは。
国内外の花旅を数多く手がける花旅コーディネーター 舩山純さんが北海道ならではのガーデンが楽しめる人気ガーデンをご紹介します。

ガーデナーたちの連携で庭巡りの魅力を発信

北海道には、雄大な自然や独自の植生を生かした観光向けのガーデンが多数点在している。でも、なにしろ広い北海道。ガーデンを巡るという発想に至っていなかったという。
「2010年、北海道を代表するような庭のガーデナーたちが協力し合って、大雪から、旭川、富良野、十勝までを南北につなげた“北海道ガーデン街道”が生まれたんです」と舩山さん。

全長約250キロの街道沿いには、上野ファームはもちろん、上野さんが植栽デザインを手がけ、倉本聰脚本の同名ドラマの舞台となった風のガーデン、英国の人気ガーデナー、ダン・ピアソン設計の十勝千年の森、素敵なおばあちゃんで人気の紫竹ガーデンなど、ドラマチックな庭が集まっている。

「ガーデナーたちから相談されてツアーを作り、それもきっかけになって、街道が知られていきました」
庭ごとに物語があり、個性があり、楽しみがある。しかも、「周辺には、美味しいレストランや宿泊施設も充実しています」。
豊かで懐深い北海道ガーデンは、きっと新しい旅の扉を開いてくれる。

北海道の大地が生んだ独自のガーデン

ミラーボーダーや、母・悦子さんが始めたマザーズガーデン、2016年グランドオープンのノームの庭など、すべて家族で手づくりした温かさも心地いい。

十勝千年の森を歩く、舩山さんとヘッドガーデナーの新谷みどりさん。夏には風鈴が森で涼やかな音を奏でる。

富良野プリンス内にある風のガーデン。ドラマの世界を堪能できる。

帯広市の紫竹ガーデンにて。今年90歳を迎える紫竹昭葉さんが、63歳の時にゼロからつくった庭。

■Profile
花旅コーディネーター
舩山純
ふなやまますみ
趣味の仲間と旅を結びつける旅行会社、クラブツーリズムで“花めぐり”の旅を1997年に創案。国内外のガーデンから個人の庭まで網羅する舩山さんのサプライズな旅企画は、いつも花好きの心をわくわくさせる。





『おとなスタイル』Vol.7 2017春号より
撮影/三木麻奈