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騒がれることなく、一大勢力に成長する「見えない抵抗」

6/20(火) 14:42配信

日経BizGate

いつも「生ぬるい改革」に終わるトラウマ

 いろいろ改革・改善に取り組んでいるけれど、なぜかいつも「生ぬるい結果」に終わってしまう――。皆さんにも、大なり小なり心当たりがあるのではないでしょうか。

 改革・改善がうまくいかない理由は様々ですが、あなたの会社が「改革・改善に、つい消極的になってしまうトラウマ」を抱えている、という可能性があります。そのトラウマはよく起こる失敗体験から生まれてきますが、思いのほか強く人の考えや行動を縛るので注意が必要です。

 会社をもっと成長させたい、社員にとって働きがいのある職場にしたいなど、「何かをよくする」ためには、阻害要因になっているものを取り除く必要があります。これはある意味、従来の状態を「壊す」「変える」ことです。それがどんな小さな改善・変更であっても、これまでやってきたことを変えようとすると、社内から反対や抵抗にあうのが常でしょう。

 私はこれまで様々な業務改革プロジェクトを支援してきましたが、お客様が最も頭を悩ませているのは、改革を行う際の「抵抗勢力への向き合い方」です。

 様々な改革を実行してきた経営者であればよくご存知でしょうが、改革ははじめが肝心です。改革の初期段階で発生した抵抗勢力への向き合い方を間違えると、ますます抵抗が強まってしまい、最悪の場合、その改革は頓挫します。

 1度でも抵抗勢力に翻弄された経験があると、改革側に「ある種のトラウマ」を残してしまう可能性があります。「また猛反対されたらどうしよう」という考えが頭をよぎると、思い切った改革には踏み出せなくなってしまうものだからです。社員側にも「抵抗して失敗させればよい」といった悪い習慣を残してしまうかもしれません。こうなったら、会社全体で改革のできない組織に陥ってしまうわけです。

 こういうトラウマを抱えたままでは、会社の成長も「生ぬるく」なってしまうでしょう。トラウマを取り去るには、抵抗勢力への向き合い方を知り、改革の大小を問わず成功体験を積んでいくしかありません。

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最終更新:6/20(火) 14:42
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