ここから本文です

加入者急増の「痴漢冤罪保険」、保険料1か月590円で役に立つ?

6/21(水) 16:00配信

マネーポストWEB

 満員電車に乗る時は必ず両手を上げる──そんな涙ぐましい努力をしている男性は多い。一度「この人痴漢です!」と声をあげられてしまったら、そこから「冤罪」を主張するのは難しく、逮捕されようものなら人生は台無しだ。そこで注目を集めているのが、国内唯一の痴漢冤罪保険であるジャパン少額短期保険の「痴漢冤罪ヘルプコール付き弁護士費用保険」(以下、ヘルプコール保険)である。

 痴漢逃走が社会問題になって以降、新規加入者は急増。4月初めに42件だった加入者は6月12日時点で1523件に。1か月半で約36倍になっている。最大の特徴は、「現場対応」の迅速さだという。販売するジャパン少額短期保険の杉本尚士・社長が説明する。

「契約者が痴漢の疑いをかけられた際に、あらかじめ携帯に設定しておいたボタンを押すと、提携弁護士に“SOSメール”が届きます。するとすぐ対応可能な弁護士の電話番号が契約者のメールに送信されて、直接相談ができる。

 守秘義務で詳細は明かせませんが、朝のラッシュアワー時に大宮駅で痴漢の疑いをかけられた男性が警察署に連行されたが、ヘルプコールを用いて相談した弁護士の助言で逮捕されることなく、釈放されました。弊社と提携する弁護士は刑事事件や刑事訴訟法に強く、痴漢冤罪に適切に対応できる強みがある」

 具体的にどのような対応なのか。同社の契約弁護士であるベリーベスト法律事務所の巽周平氏が説明する。

「疑いをかけられてしまうと気が動転する方が多いので、まず『大丈夫です。落ち着いてください』と声をかけて、『電波の良い場所に移動して電話は絶対に切らないでください』と伝えます。依頼主は弁護士に相談する権利があるので、警察は電話を切らせることはできません」

電話をつないだまま現場に直行

 そのうえで状況に応じたアドバイスを送るという。

「基本的には『長い時間その場に留まったり、駅事務所に行くのは避けてください』と伝えます」

 駅事務所に行くだけで「罪を認めた」と見なされてしまう可能性があるからだという。

1/2ページ

最終更新:6/21(水) 16:00
マネーポストWEB

記事提供社からのご案内(外部サイト)

マネーポスト

株式会社 小学館

2017年夏号
6月1日発売

定価620円

最新号の総力特集は〈ただならぬ大化け株 総力発掘50〉。「年内株価3倍期待の高成長株10」他、上がる株を一挙大公開。