ここから本文です

カンヌ国際映画祭で注目された7作品を振り返り

6/21(水) 7:00配信

コスモポリタン

今年5月に開催された第70回カンヌ国際映画祭。テロ、ヨーロッパの難民問題、貧富の差など社会的テーマが多かったラインナップ作品の中、現地で話題になった映画をプレイバック! 映画を観ることで、今の世界の問題が理解できるはず。さらに、記者会見で監督、俳優たちが語った映画への熱い思いをお届けします。

カンヌ期間中のセレブのインスタをのぞき見!

『IN THE FADE』

監督:ファティ・アキン

出演:ダイアン・クルーガー

ドイツ北部の都市ハンブルグで起きたテロ事件で、カーチャはクルド人の夫と息子を失ってしまう。失意の中、ネオナチの容疑者が捕まったと報告を受け…。テロが頻発するヨーロッパの現状のなか、愛する家族を失った女性を描いた作品。

ダイアン・クルーガー「この映画に出演したかった大きな理由は、テロに関することだから。残念ながら、私たちは残酷なニュースを日常的に耳にする現状の中で生きています。一方で、犠牲者の家族の様子についてはほぼ知りません。残された人々は悲惨な現実の後に、どうやって生きていけるのか。不平等や不公平とどう直面するのか。それで、カーチャを演じました」

ファティ・アキン「この映画の企画、撮影中にもパリ、ニース、イスタンブールなどでテロが起こりました。現代は従来と異なるかたちですが、私たちは戦争の中で生きています。そして、僕の作品は世界で起きていることを反映しています」

『THE BEGUILED』

監督:ソフィア・コッポラ

出演:ニコール・キッドマン、エル・ファニング、キルステン・ダンスト

舞台は南北戦争中のバージニア州。負傷した兵士マクバニーが、女性たちの住む女学校で看護された。女性だけの環境で暮らしてきた彼女たちの関心の的は、マクバニーに向き、次第に嫉妬や愛憎が交差していく…。

1971年に公開されたドン・シーゲル監督『白い肌の異常な夜』を、ソフィア・コッポラがリメイクした作品。

ソフィア・コッポラ「1971年の映画『白い肌の異常な夜』は、男性の目線から女性の世界が伝えられていました。それで、今回は女性の目線側から描かれる作品にすると面白いと思ったんです。原作を読んで当時の女性像を理解しようとしました」

ニコール・キッドマン「(映画界の女性の未来はどうなるかという質問に対し)女性監督はまだまだ少ないのが現実です。映画界で女性の位置は昔と今ではだいぶ変わったという人がいるけれど、事実はそうじゃない。女性として、女性監督をサポートすることで、月日をかけて映画界における女性の状況は変わっていくと思います」

1/3ページ

最終更新:6/21(水) 7:00
コスモポリタン

記事提供社からのご案内(外部サイト)

コスモポリタン

ハースト婦人画報社

1886年にアメリカで創刊され、
世界中の女性に愛されるコスモポリタン。
日本ではオンラインに特化し、
恋愛、ビューティ、セレブ情報など発信中。