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バスキアのエッセンスを服に表現─ヒューゴ 2018年春夏コレクション

6/21(水) 12:11配信

GQ JAPAN

第92回目のピッティ・ウオモの初日に開催された、ヒューゴのショーを振り返る。

取り壊される予定だという朽ちた古いタバコ工場が会場となった。木に灯された数百ものキャンドルや大きな円状の松明、そしてショースタッフの黒装束のような衣装も手伝い、妖しいムードが漂う。そんななかでスタートしたショーでは、白をベースに、ベージュやカーキといったニュートラルなトーンと、たっぷりとしたシルエットの服が展開され、印象は優しい。また、いかにも着やすそうだ。

【写真でみる】ヒューゴ 2018年春夏コレクション

コレクションの着想は、ブードゥー教のアートやバスキアなどという。ブードゥー教といえば、ハイチや西アフリカなどの土俗信仰で、黒魔術を連想する人も多いと思う。目玉のようなプリントカットソーや、ペイントが施されたバッグなどにそれが落とし込まれているが、いささか「ブードゥー色」が強すぎるかもしれない。着こなすのは難しそう。そのいっぽうで、ダブダブのボーダーニットにシャツをチラ見せしたり、開襟シャツにロングスリーブTシャツをレイヤードしたり、また、ワイドパンツにボリュームのある厚底のスニーカーをあわせるスタイリングは筆者の好みだった。

ヒューゴ ボスの姉妹ブランドであるヒューゴは、よりカジュアル色の強い若々しいコレクションが特徴。これからも継続的にファッションショーをおこない、日本のマーケットにいっそう浸透するのを期待したい。

Kentaro Takasugi

最終更新:6/21(水) 12:11
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