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痴漢被害報告が続出「ブラックボックス展」 ギャラリーが謝罪文を掲載

6/21(水) 17:35配信

KAI-YOU.net

今物議を醸している「#ブラックボックス展」(BLACK BOX)について、六本木のギャラリー・ART & SCIENCE gallery lab AXIOM側からの謝罪文が掲載された。

【若い男女が行列をなした「ブラックボックス展」の様子/編集部撮影】

「インターネット上で多くの皆様をお騒がせ致しておりますこと、またご心配をおかけ致しておりますことについて、心よりお詫び申し上げます」とコメント。

会場内で迷惑行為が発生していたことを認め、「警察担当者のご協力のもと事実の究明を急いでおります」とした。

連日大行列、SNSでも終始話題となった「#ブラックボックス展」

「#ブラックボックス展」は、現在もフォロワー20万人を誇るTwitterアカウント「サザエBOT」の運営者である「なかのひとよ」さん初となる個展。

六本木のアートギャラリーで開催された展覧会ながらも、「展示内容の事前情報開示は一切行なわれず、また、会期終了までの期間、作品や展示環境に関する事実をインターネット上に発信・公開する行為、第三者に公言・口外する行為も禁止」という謎に包まれた展覧会として、当初話題を呼んだ。

5月6日から始まった展覧会だが、展示内容が一切明かされない(が、その多くは絶賛の)奇妙な感想がSNSを中心にじわじわと投稿され始め、その不思議な現象が多くの人々の関心を惹きつけ、最終的に入場まで数時間待ちという大反響となっていた。

会期終了後に広がる、まさかの痴漢被害報告

また、会期の途中から、入場者を選別する『鑑賞者の選別』といったシステムが導入され、その光景もまたSNSで広くシェアされていた。選別基準は不明であり、そういった謎が「この展覧会は一体なんなんだ?」という人々の関心をさらに煽るかたちとなり、会期終了後のネタバレに注目が集まった。

しかし、会期終了後、SNSに投稿されたネタバレは「ブラックボックス展で痴漢をされた」という被害報告だった。

今もまだ、痴漢を誘発するような展示環境であったこと、またその運営体制を問題視する声があがっている。痴漢被害に遭った人が警察へ被害届を届け出たとのことで、より大きな問題へと発展していきそうである。

このことについて、これまでなかのひとよさんおよび「サザエBOT」から声明はなかったが、ついに謝罪文が公開されることとなった。

会期中、スタッフの増員・会場巡回や注意喚起などを行ってきたが、「予期せぬ来場者による様々な行為(床のタイルを剥がす、壁を執拗に叩く、ドアを無理やり開けようとする等)があったことは事実」だとした。

しかし「現在に至るまで直接ギャラリーに具体的な被害を申し立ていただいた事例はございません」と断言。

一方で、もしあったとするなら誠に遺憾であり「警察担当者のご協力のもと事実の究明を急いでおります」とした。

また、「当ギャラリーは『実験』と『犯罪行為』は明確に線引きし、お客様の安心・ 安全を侵害する諸行為に対していかなる許容も致しません」と括っている。

新見直

最終更新:6/21(水) 18:38
KAI-YOU.net