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1年間の貯金額 オススメは100万円

6/21(水) 17:02配信

PHPファミリー

達成しやすく、なおかつ将来も安心できるオススメの目標貯金額は「年100万円」なのだそう。経済コラムニストの大江英樹先生に、その理由を説明していただきました!

100万円の理由1:安心老後につながる

40~50代は何かと物入りな世代。しかし、自分たちのこの先の生活のことも考え始めないといけないときなのです。

【計画的な貯金が人生後半にものを言う】
「老後を安心して暮らすには3000万、いや4000万円は必要だ」と不安を煽るような説もありますが、そんなことはありません。驚かれるかもしれませんが、私の定年時の貯金はたったの150万円でした。
読者の皆さんも、教育費には頭を悩まされていることかと思いますが、私も二人の娘を私立校に通わせ、教育費には随分お金がかかりました。そして住宅ローンの支払いもありました。
とはいえ、老後資金のことを考えていなかったわけではありません。定年時点で住宅ローンを完済するように組み立て、退職金や年金がいくらもらえるのかを計算し、定年2年前からは家計簿をつけ、老後の暮らしの支出の目処もつけていました。
老後のお金の「出」と「入り」がわからないから、老後を暮らしていけるのかどうか不安が募ってしまうのです。私が150万円の貯金でも大きな不安を抱かなかったのは、この老後のお金の「わからない」を解消していたからです。
読者世代であれば、年金受給年齢は65歳の方が大半でしょう。定年延長や再雇用制度、再就職で働かなければ、無収入の期間が生じます。ですから、老後の備えは保険ではなく、貯金で準備するのが基本なのです。

【定年後の赤字は年約100万円】
私は証券会社で個人の資産運用相談を約25年間担当していましたが、その経験から言えるのは、老後は、夫婦で月「年金+8万円」があれば安心して暮らせるということです。
そのために不足する8万円を毎月貯金すれば、その金額は年間で約100万円。40歳からスタートすれば、60歳で2000万円お金を用意できます。
年金を受け取るまでは、何らかのかたちで働いて暮らしを回し、年金受給後は平均寿命の85歳くらいまで、約20年かけてその貯金から年100万円を取り崩し、暮らしていくのです。
生活コストは年齢とともに下がります。たとえ貯金がゼロになったとしても、そのときは年金だけで暮らせる静かな生活になっているでしょう。年100万円の貯金は、安心老後のために合理的な目標なのです。

・教えて大江先生!:「投資」ってどうなの?
低金利の今、投資に期待が高まっていますが、経験のない人が貯金や退職金をつぎ込むようなことには賛成できません。少々儲けることがあっても、必ずケガ(損)をするからです。練習という意味でお勧めするなら、500円からできる「積立投資」。毎月1,000円ずつやってみて、上がれば欲が出て、下がれば売りたくなるという、投資的にはNGな意思決定をバンバンやってみましょう。「まずは練習」が鉄則です。一喜一憂することで、どう投資をすればいいのかを理解できるようになります。ただ、どんな投資にもリスクがつきものであることはお忘れなく。

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