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私たちは2018年までレジスタンスを待つわけにはいかない

6/21(水) 22:10配信

エスクァイア

 自国第一主義を標榜し、内向きの度合いを強める超大国、アメリカ。 
 
 内政でも分断が顕在化されてきた米国の現状を、『Idiot America(バカの国アメリカ)』を書いた作家が痛烈に批判します。

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 もうこの時期なら、政治的駆け引きについて語ってもよい頃合いだと思います。というのも、テレビレポーターのケイティ・ター氏がクリス・コリンズ議員一派を厳しく非難する様子をテレビで観て、くすぶっていた感情がふつふつと煮え立つのを感じたからです。 
 
 2017年5月4日(木)に行われた採決(訳註:同日、米下院で新しい医療保険制度改革案が採決された。前政権が打ち出した「オバマケア」を事実上廃止に追い込む採決だった)について、クリス・コリンズ議員は以前からその結果を知っていたかのようなそぶりを見せていたのです。 
 
 単に私が被害妄想気味なのか、飲んだ薬が効きすぎているせいなのかはわかりません。ただ採決された後で、ホワイトハウスの庭に集まってビールを飲んで騒ぐような軽薄な政治家に対して、私は許せなかった…。そのとき、私の胸中に湧き上がった不信感とは、「アメリカが閉鎖選挙をするような国になったことを祝って、バカ騒ぎができるのではないか」、というものでした。彼らが投票者に圧力をかけたり、選挙区の決定を操作したり、法に触れないぎりぎりのところで何かを行ったりと、そうした一連の行為が平然と行われてきたのだと確信できたからです。 
  
 だから、「2018年まで我慢しよう」、って? 勘弁してくれ、誰かビールを! 
 
 「あんたは皮肉屋だから」「被害妄想気味だから」って? この時代、ブロガーとだって読者とだって話し合えるじゃないか! そんなコメントをいくつも見ているだろう。
 
 さて、昔の賢い政治家なら、このような下院法案に賛成票を投じるくらいなら、ローレンシア海溝(北大西洋に位置するとされる架空の海溝。映画『レッド・オクトーバーを追え!』『トランスフォーマー』に登場)に身を投じた方がマシだと考えたことだろう。しかし、今の商売っ気のありすぎる政治家たちは、もはや自分のことを書くので忙しいのです。

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最終更新:6/21(水) 22:10
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