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ビデオ判定がもっと早く導入されていたら… 名将ベンゲルが選んだ試合とは

6/21(水) 10:31配信

Football ZONE web

話題のVARについてアーセナルを率いるベンゲル監督が言及

 アーセナルを率いるアーセン・ベンゲル監督にとって、2005-06シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝、バルセロナ戦の敗戦は長い監督キャリアのなかで最も忘れられない試合の一つとなっているようだ。注目を浴びるVAR(ビデオ・アシスタントレフェリー)がもっと早く導入されていれば――。そんな思いを巡らせているという。

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 VARは昨年末のFIFAクラブワールドカップで、FIFA主催大会で初めて導入されたのを皮切りに、欧州主要リーグでも導入されることが決まっている。現在開催中のコンフェデレーションズカップでも、すでにいくつかの決定的な場面で使用され、反響を呼んでいる。

 こうした一連の流れを受けて、アーセナル公式サイトではベンゲル監督にVARに関するインタビューを敢行。過去のゲームでVARを使用することができたとしたらどの試合を選ぶか、という質問を受けると、答えは11年前の激戦にたどり着いた。

「2006年のチャンピオンズリーグのファイナル、バルセロナの同点ゴールを選ぶだろう。なぜなら、あれはオフサイドだったんだ。我々は残り30分まで1-0でリードしていた」

 アーセナルは05-06シーズンのCLで決勝に進出し、バルセロナと対戦した。ティエリ・アンリら豪華スターを擁したアーセナルは、前半37分にセットプレーからDFソル・キャンベルがヘディングを叩き込んで先制。しかし、後半31分にバルサFWサミュエル・エトーが鋭い飛び出しからゴールを奪ったのだが、このシーンでFWヘンリク・ラーションのパスを受けたエトーの位置がオフサイドだったとベンゲル監督は主張している。

 フランス人指揮官は「(CL)私がここで逃しているトロフィー。だからこそ、最も大事なことなんだ」と悔しさを吐き出した。

2番目に挙げた試合もCLの…

 さらに「二番目として選ぶとすれば、2011年のバルセロナ戦でロビン・ファン・ペルシーが受けた2枚目のイエローカード」と、またもバルセロナとの対戦からチョイスした。CLベスト8入りをかけた大一番で、ファン・ペルシーはホイッスルが吹かれてプレーが止まったにもかかわらず、プレーを続けたという理由で警告を受けて退場。アーセナルはリードを守れずに逆転負けとなった。ファン・ペルシーは大歓声で笛の音が聞こえなかったと主張したが抗議は認められず、当時から疑惑の判定と話題になった。

 21年間に及ぶアーセナルでのキャリアで酸いも甘いも噛み分けてきた名将は、VARの本格導入を願っているようだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:6/21(水) 10:31
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