ここから本文です

決定機を逸したFC東京・大久保嘉人の懺悔。あとは俺が決めるだけ…

6/21(水) 11:30配信

webスポルティーバ

「入らなかったね。まあ、こういうときもある。俺のせいだろうね。みんなに申し訳ないと思う……」

【写真】こちらのチームは、全員でBBQをするが…

 0-1で敗れた横浜F・マリノス戦後、FC東京のFW大久保嘉人はいさぎよく、自らの非を認めた。

 横浜FMをホームに迎えた一戦。FC東京は試合を優位に進めながらも、終盤の失点に泣き、敗戦。2度の決定機を逸した大久保が自らの責任を感じたのも、当然の結果だった。

 この大久保をはじめ、今季のFC東京は他チームも羨(うらや)むような豪華な攻撃陣を手にしている。昨季得点王のFWピーター・ウタカをサンフレッチェ広島から、快速アタッカーのFW永井謙佑を名古屋グランパスから迎え入れ、他にも昨季からの戦力であるFW前田遼一、MF中島翔哉、FW阿部拓馬、MF河野広貴など、他チームであれば堂々とレギュラーを張れる人材を前線に多数備える。

 加えて出し手にも、卓越したパスワークを持つMF高萩洋次郎(前FCソウル)、高精度クロスを誇るDF太田宏介(前フィテッセ)と代表クラスのタレントがともに海外クラブから加わった。悲願のリーグ制覇を実現できるだけの戦力は十分に備わった――そう見るファンや関係者も多くいたはずだ。

 しかし、横浜FMに敗れたFC東京は、これで早くも5敗目。順位も7位に後退し、首位の柏レイソルとの勝ち点差は7に広がった。悲願を成就させるには、あまりにも心もとない戦いを続けている。

 15試合で14失点と守備の安定がある一方で、課題は攻撃面にあるだろう。21得点とゴールの数は決して少なくはないものの、そのタレントの質を見るかぎり、やはり物足りなさは否めない。リーグ最高とも言える攻撃陣の戦力を、今ひとつ生かし切れていない現状が浮かび上がる。

 大久保もここまで6得点。2013年から3年連続で得点王に輝いたJリーグ史上最強のストライカーも、その実力を十分に発揮しているとは言いがたい。

 もちろん、得点の数が増えていかないのは、横浜FM戦のように自らのミスに起因する部分もあるだろう。しかし、阿吽(あうん)の呼吸でパスが出てきた川崎フロンターレ時代とは異なり、欲しいところにパスが出てこず、フィニッシュまでなかなか持ち込めない。青赤の背番号13がそんなストレスを抱えていることも、想像にかたくない。

 データを見ても、それは明らかだ。昨季は33試合に出場し、128本のシュートを放った。1試合にならせば、3.88本のシュート数となる。一方で今季は14試合で33本。1試合平均では2.36本と、昨季と比較すれば約1.5本のマイナスである。

 横浜FM戦後も、大久保はこんな苦言をチームメイトに呈していた。

1/2ページ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Sportiva

集英社

Sportivaムック
4月13日発売

定価 本体1,472円+税

フィギュア特集
『羽生結弦 平昌への道』
■ヘルシンキの激闘
■宇野昌磨、本田真凜ほか