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【追悼】FENDIの名誉会長 カルラ・フェンディが逝去。

6/21(水) 18:29配信

VOGUE JAPAN

ファッション界の偉人カルラ・フェンディが、長い闘病生活の末に息を引き取った。79歳だった。昨夜、フェンディ(FENDI)が次のような追悼文を発表した。「カルラは、ブランドの成功のため、変わらぬ情熱を持ち、最期まで精力的な貢献を続けました。4人の姉妹と力を合わせ、初めて世界に知られた瞬間から最後の日まで、フェンディは彼女の生きがいだったのです。彼女は、私たちにとって、インスピレーションの源であり、献身と労働文化、そして、美への感性の象徴でした。カルラは永遠に私たちと共にあります」

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カルラがフェンディ(FENDI)に入社したのは1950年代のことだ (同社は、1925年に彼女の両親であるアデーレとエドゥアルドによりローマで設立された)。カルラは広報とマーケティングの責任者となり、アメリカでブランドを成功に導いた人物として広く評価されている。

また、クリエイティブディレクターのカール・ラガーフェルド (1966年にフェンディと契約を結び、2016年には就任50周年を迎えた)や、LVMHのベルナール・アルノーCEO (LVMHは、1990年代後半からフェンディの株式を取得し始め、今では完全にフェンディを傘下に収めている)と強力な関係を築いていた。カルラの姉アンナの娘、つまりカルラの姪であるシルヴィア・ヴェントゥリーニも、1994年からフェンディのクリエイティブディレクターを務めている。

フェンディでの仕事に加え、2007年、カルラは「Carla Fendi Foundation」を設立。同社のウェブサイトには次のように記されている。「主に、芸術、文学、映画、ファッション、環境や社会といった分野における文化遺産や過去の価値観を保護し、それらの維持と将来的な発展の実現に貢献することが目的です」。まさに、ファッション界で最も称賛される卓越した存在の一人としてのカルラの評価を揺るぎないものにする慈善事業と言えるだろう。

SNSでは、カルラに対する多くの賛辞が贈られた。その中には、イタリアのファッション界を運営する「Camera Moda (イタリアファッション協会))」によるものもある。「イタリアンファッションの先駆者であり象徴のカルラ・フェンディを追悼して。彼女の仕事、そして芸術と文化への情熱は、あらゆる世代が目指すべきお手本となるでしょう」

VOGUE JAPAN

最終更新:6/21(水) 18:48
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