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オイシックス社長「アマゾン買収劇は大歓迎」

6/21(水) 6:00配信

東洋経済オンライン

 「アマゾンとホールフーズ・マーケットが組んで、(有機野菜などの)オーガニック商品をオンラインで販売する市場を米国で作るのは、われわれにとって脅威という話だけではなく、ポジティブな面もある」。有機野菜宅配を手掛けるオイシックスの高島宏平社長は市場拡大を歓迎した。

【写真】オイシックスの株主総会では親子連れの姿も

 オイシックスは6月20日、東京都品川区で定時株主総会を開いた。昨年12月、オイシックスは同業である大地を守る会(以下、大地)との経営統合を発表。今回の総会では両社の合併契約の承認や、社名変更など伴う定款の一部変更、取締役8人の選任が議案として上程された。

 株主総会の冒頭で高島社長は「オイシックスの注文窓口がネットなのに対し、大地はカタログが中心のため、両社のお客様の重なりは少ない。それぞれのブランドを存続させながら、物流やコールセンター機能などを共通化した方がいいと判断した」と述べ、統合に至った経緯を説明した。

■ローソンとの協業も7月に始動

 また、もともと大地の筆頭株主だったローソンが、統合に向けた2月の株式交換でオイシックスの第2位株主となったことを受け、ローソンとさまざまな分野で協業していく方針も示した。

 具体的には「キットオイシックス」という1食分の主菜と副菜が簡単に作れるオイシックスの看板商品を、ローソンが運営する個人向け通販「ローソンフレッシュ」で7月から取り扱う。さらに、ナチュラルローソンでの店頭販売も検討しているという。

 こうした説明の後、監査報告や事業報告、議案の説明を経て、株主からの質問を受け付けた。序盤で質問に立った株主が問うたのは大地との統合やローソンとの協業ではなく、6月16日に発表されたアマゾンによるホールフーズの買収についてだった。

 「アマゾンがなぜホールフーズを買収したのか。おそらく食卓にリーチしやすい場所に実店舗としての冷凍・冷蔵庫が存在し、そこから配送が楽に行えるということだと思う。日本のスーパーをアマゾンが買収し、冷蔵庫として利用し攻めてくることは想像がつく。どのように対応をしていくのか」。男性株主はこう尋ねた。

 高島社長はこれに対し、「Eコマース業界のジャイアントとオーガニック業界のジャイアントと一緒になるということで、オイシックスにとっては刺激的なニュースだった」と述べた。

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