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「○○な本ってあるかしら?」ムチャぶりに応えてくれる“妄想書店”が大ヒット! 文庫犬にカバー変更器…? ヨシタケシンスケの妄想力がすごい!

6/21(水) 12:05配信

ダ・ヴィンチニュース

 いつでもどこでも、居ながらにして本を手に入れることのできる世になって久しいけれど、ついつい書店に足が向いてしまうのはなぜだろう。それはたぶん、思いがけない一冊との出会いを求める宝探しにも似た気持ちが心の底のほうにあるからなのかもしれない。

 “本の本、あります”という看板が掲げられた「あるかしら書店」を舞台にした一冊、ヨシタケシンスケさんの新刊『あるかしら書店』(ポプラ社)は、そんな想いを持つ人々の願いや妄想を、“わぁー!”という形にして叶えてくれる本。

 書棚を模した“もくじ”からして、もうわくわく。“ちょっとめずらしい本”、“本にまつわる名所”、“本のまつわる道具”、“本にまつわる仕事”“図書館・書店について”など、それぞれのカテゴリーには、本にまつわる専門店ならではの、ちょっと不思議で、可笑しな本たちがずらりと並んでいる。

人には見せる用の本棚と見せられない本棚があるはずで(笑)。本の面白さって、そういうところにもあると思うんです。そして、そんな“あるある”“わかるわかる”を共有したくて。普段、意識にはのぼらないけど、実はこういうこと、ついついやってるよね?ということを拾い集めてみました『ダ・ヴィンチ』7月号より
 一冊、一冊を見ていくと……見開き2ページのなかに現れるのは、たとえば明るい満月の夜、月明りの下でだけ読める『月光本』だったり、動く本棚を作って街をねり歩く“古本道中”や一冊のアイドル写真集を町中の男子中学生が奪い合う“春追い”などの『本のお祭り』、本にまつわる名所『水中図書館』、本棚を見られるのが恥ずかしい人のための『カバー変更器』だったり。思わず笑みがこぼれる発想と、ウィットの効いた仕掛けがあちこちに隠れているシンプルで心地よいイラスト。その真ん中にあるのが、本そのものと、書店員さんをはじめとする本にまつわる人々やものへの、あたたかな眼差しと深いリスペクトだ。

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