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終わりのない適職探しや天職探しはやめよう。いまの時代に必要なのは「とにかく行動すること」

6/22(木) 11:10配信

ライフハッカー[日本版]

『なぜ若手社員は「指示待ち」を選ぶのか? 職場での成長を放棄する若者たち』(豊田義博著、PHPビジネス新書)の著者は、リクルートで「就職ジャーナル」「リクルートブック」に携わり、「Works」編集長を経て現在はリクルートワークス研究所主幹研究員を務める人物。20代の就業実態・キャリア観・仕事観、新卒採用・就活、大学時代の経験・学習などの調査研究に携わっているそうです。

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そんな著者は、近年はバリバリと働き、前向きに挑戦していく思考が減退し、ほどほどの無難な生き方を志向する若手が増えてきたと実感しているといいます。「指示待ち」と指摘されることからもわかるとおり、いま働いている職場で、仕事に前向きに取り組んでいるとはいえないとも。しかし、とはいえ能力が低いわけではないというのです。

会社は「今どきの新人・若手は、どうにも使えない」と見ています。しかし、新人・若手は「こんなところでは、生き生きと働くことができない」と、息苦しさを覚えているのです。(中略)彼らは今の仕事で「力を持て余している」のです。それは、若手社員の問題なのでしょうか。それとも、彼らの職場や上司が抱える問題なのでしょうか。(「はじめに」より)

著者はこの疑問に対し、変わるべきはどちらか一方ではないと断言しています。どちらか一方ではなく、双方が変わる必要があるということ。とはいえ先に変わらなくてはいけないのは会社の側で、特に新人・若手を預かるマネジャーが、考え方や行動を変えることが急務だといいます。

しかし若手社員にとっても、「どう変わる必要があるのか」「それはなぜなのか」は気になるところ。そこで若手自身による課題解決の方向性、施策が提示された第五章「若手社員への処方箋ー『天職探し』を捨てよ、外に出よう」を見てみましょう。

「適職探し」「天職探し」を捨てよう

先に触れたとおり、いまの仕事や会社に満足しておらず、職場の人たちともいいつきあいができていないという若手社員は少なくないはず。日々の仕事を淡々と、おもしろみを感じることもなく“待ちの姿勢”でこなしているのかもしれません。

そして、「もっと自分が生き生きとできる仕事や職場が、あるいは自分が『いい会社だ』と思える会社が、どこかにあるに違いない」と思いを巡らせているのでしょう。そんな巡り会いがあれば、きっと「何者か」になれるかもしれない、と。しかし、まず、そういった考え方を捨てるべきだと著者はいうのです。

人には、それぞれに個性があるもの。興味・関心、志向・価値観、能力・欲求、思考行動特性、動機などさまざまな要件において、一人ひとり、見事なまでに違っているわけです。

一方、仕事にも個性があります。営業、販売・サービス、商品開発、事業企画、人事、総務、経理、広報などなど、職種は多数。そして、たとえば同じ営業という仕事をとっても、車を売る仕事と、保険などの金融商品を売る仕事とではまったく異なります。また同じ車でも、軽自動車を売る仕事と高級車を売る仕事とではまったく違ってくるでしょう。それどころか、同じ高級車でも、車種や会社のカラーによって、営業のスタイルはかなり違ってくるはず。仕事も千差万別です。

そして適職探し、転職探しをしている方は多くの場合、「一人ひとりの個性に合った、自分らしい仕事がきっとある。その仕事を探し出し、その仕事に就ければ、きっと生き生きと働くことができる」と考えているものだといいます。

そういう人は、そうした考え方を、誰かしらから聞いたり、なにかで読んだりして、そのように考えるようになっているのだそうです。そして、そのベースにはキャリア理論があるのだとか。(216ページより)

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