ここから本文です

なぜ、ジョコビッチは緊急参戦したのか 英紙分析「精神的に払拭したがっている」

6/22(木) 17:43配信

THE ANSWER

全英前に異例の前哨戦参戦、英紙が指摘した“屈辱”の敗戦とは

 男子テニスのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は2009年以降、自己ワーストとなる世界ランキング4位に落ち、7月開幕のウィンブルドンが復権への正念場となる。前哨戦としてワイルドカードでエイゴン国際イーストボーン出場を決定。緊急参戦の理由を、英紙「ガーディアン」が分析している。

【動画】尻もち→ダイブ、空中で「一」の字に…ATPが公式インスタグラムで紹介したジョンソンの「スーパーマンボレー」

 3度のウィンブルドン制覇を成し遂げているジョコビッチだが、この1年間の歩みは厳しいものとなっている。

 昨年の全仏オープンで初優勝を飾り、生涯グランドスラムを達成したものの、3連覇を狙ったウィンブルドンでまさかの3回戦敗退。全米オープンこそ準優勝したが、以降はケガ、さらにはコーチ陣との決別などもあった。

 アンドレ・アガシ氏を臨時コーチとして迎えた全仏オープンでは、準々決勝でドミニク・ティエム(オーストリア)に敗戦。この結果によってアンディ・マレー(イギリス)に譲った世界1位の再奪取どころか、約6年3か月ぶりに2位から順位を下げ、4位に“転落”を経験した。

 長年トップに君臨したジョコビッチとしてみれば、試練となっているが、同紙は屈辱の敗戦が今大会への参戦を決めたのではないかと指摘している。

「彼がトーナメント参戦を表明したのは、驚きではなかった」

「彼はティエムに負けたイメージ、経験を精神的に払拭したがっているのだろう。彼がワイルドカードという形でトーナメント参加を表明したのは、驚きではなかった。彼は通算3度のウィンブルドンのタイトルを手にした、不規則な変化を見せるサーフェスを見つめ直そうとしている」

 今大会には、ガエル・モンフィス(フランス)、ジョン・イスナー、スティーブ・ジョンソン(ともに米国)といった実力者も出場する。さらに、ジョコビッチは、こう語っているという。

「自分にとってはイーストボーンへの遠征は初めてとなる。大会自体も素晴らしいと聞いている」

 現状を打破するためにウィンブルドン直前の大会に出場を決断したことがうかがえる。ロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)らベテラン勢が躍動する中、ジョコビッチも復活の一歩を踏み出すことはできるだろうか。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:6/22(木) 17:57
THE ANSWER

記事提供社からのご案内(外部サイト)

THE ANSWER

株式会社Creative2

アスリートを目指す子供たちや競技者の育成とスポーツの普及をテーマとした総合スポーツニュースサイトです。