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職場をむしばむ不安感、「感染拡大」を予防する3つの方法

6/22(木) 7:30配信

Forbes JAPAN

もしストレスや心配を感じているなら、それはあなただけではない。その証拠に、米国心理学会(APA)の最新の調査では、前月にストレスを感じていたと答えた米国人の割合は2017年1月で80%に上り、6か月前より15%増加していた。



主要産業の多くでビジネスモデルが変化しており、その負担は社員の肩にのしかかっている。この不安定な環境は、組織全体の不安に拍車をかけている。職場での不安はそれ自体に伝染性があり、80%の企業が自社の社員が職場で圧倒されていると感じている。

レジリエンス(精神的回復力)は私たちにとって救命胴衣であり、社員が水面から頭を出しておくことを可能にするだけでなく、能力を十分に発揮して頂点まで登ろうとする感情的・精神的な浮力を与える。ゼネラル・エレクトリック(GM)のジェフ・イメルトCEOは、最近のフォーチュン誌のインタビューで、「レジリエンスは今日のリーダーシップで最も大切だ」と述べている。

それはなぜか? レジリエンスがある人は、ストレスや不安を引き起こす中核となる思考、感情、信念に対処する能力があるからだ。今日のビジネスリーダーは、不安定、不確実かつ変化の速い環境に直面している。以下は不安の拡大を防ぐためにレジリエンスを活用する3つの方法だ。

1. 不確実な時代の中でアジリティを育む

アジリティ(機敏性)とは、スムーズに周囲の環境に順応し、行き詰ることなく課題に向き合う準備をする能力だ。これは特に、不確実で皆が不安を感じる時代に開発し強化することが重要な性質だ。

進化史からみても、人間は互いのストレスシグナルに気付くのが得意だ(脅威やストレスの対象を互いに警告し合うため)。この性質は「集団的な不安」を引き起こし、人々に行動を起こさせる点で役に立つ。だが、世界経済フォーラムによると、この不安は強くなり過ぎると行動につながらず、逆にまひ効果を生み出す。

これは職場で感じたことがある。一人が不安を抱くと、その恐怖心がすぐに全体の勤労意欲に入り込み、ゆっくりと自信と行動力を奪う。アジリティは、レジリエンスに含まれる秘密の成分で、職場の内外で困難な課題に直面しても推進力を失わず行動できるよう、私たちを助けてくれる。

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最終更新:6/22(木) 7:30
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