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サムスン新「Galaxy」 開発者に聞く縦長画面の理由

6/23(金) 7:47配信

NIKKEI STYLE

 サムスン電子が起死回生をかけて投入した新たなフラッグシップスマートフォン(スマホ)「Galaxy S8」「Galaxy S8+」。縦長の画面でベゼル(額縁)の部分を極限まで減らし、本体サイズを抑えつつ一層の大画面を実現した「インフィニティディスプレー」が特徴だ。

 韓国のサムスン本社で実施された開発者へのグループインタビューから、開発の背景を追う。

■“新しさ”を打ち出す縦長ディスプレー

 日本でも好評を博した「Galaxy S7 edge」の後継機としてサムスン電子が発表したのが、フラッグシップモデル「Galaxy S8」と「Galaxy S8+」だ。最大の特徴は、一般的な16:9比率よりも縦長の18.5:9比率のディスプレーを採用したこと。ベゼル部分を極限まで狭くすることにより、持ちやすいサイズ感ながら、Galaxy S8は5.8型、Galaxy S8+は6.2型もの大画面を実現したことだ。


 グローバル商品企画グループのチェ・スンミン氏によると、前機種となるGalaxy S7 edgeは、その前機種となる「Galaxy S6/S6 edge」をベースに、トータルの完成度を高めるというコンセプトで開発がなされたとのこと。だが、Galaxy S8/S8+では新たなチャレンジがコンセプトとなる。

 新しさを打ち出すにあたって重視したのが「見た目を変えること」。試行錯誤の結果、持ちやすいサイズ感を維持しながらディスプレーサイズを大きくし、しかも見た目の印象を大きく変えられる“縦に伸ばす”という判断をしたのだそうだ。

 ではなぜ、縦横比が18.5:9という、やや中途半端にも見える数字なのだろうか。チェ氏は、「16:9のディスプレー比率が生まれたのと同じ理由だ」と答えている。16:9という比率は、映画の21:9と、アナログテレビの4:3という比率の間を取って生まれた。そこでGalaxy S8/S8+では、16:9と映画の21:9比率の間を取る形で、18.5:9という比率を採用したのだそうだ。

 「インフィニティディスプレー」という名称には、既存の枠を超え、無限の可能性を実現するという意味合いが込められているとのこと。サムスン電子は、Galaxy S8/S8+に「Unbox your Phone」というキャッチコピーを付けているが、既存の枠を打ち破るという意味合いがあるようだ。

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最終更新:6/23(金) 7:47
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