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議論白熱、良い投信の選び方 アクティブ型の明と暗

6/23(金) 7:47配信

NIKKEI STYLE

 前々回の「『投資の鉄人』著者が激論 失敗しない情報の見抜き方」、前回の「自分に合った投資 長く続けるには『まず資産を把握』」に続き、書籍『投資の鉄人』(日本経済新聞出版社)から著者4人の座談会部分を転載して、個人投資家の陥りがちな罠を解説するミニ連載の第3回です。今回は「6000本を超える投信の中から、自分に最適な1本をどう選ぶか」がテーマ。どんな観点で投信を選び運用していけばいいのか、長期投資と分散投資の関係など、著者4人によって、さまざまな重要ポイントが明らかになります。

■アクティブかインデックスか

――アクティブファンドとインデックスファンド、結局どちらが良いのでしょうか。

馬渕

 アクティブファンドでよく指摘されるのは、コストが高いということです。事実、そのとおりです。そうでないと、銘柄の調査などの運営費用がまかなえないですから。最近は、コストが安ければ安いほど良いという人もいます。でも、それもおかしいと思うんです。コストって何のために払っていて、そこから得られるものは何なのか。その議論なしに、安ければ安いほど良いというのは違うかなと。

竹川

 最初に買うなら、インデックスファンドでコストが安く、世界株をパッケージしたようなものが良いと思います。それだけで満足な人はそれで良いでしょうし、プラスして株の個別銘柄を買うとか、アクティブファンドを調べた上で買うのであれば問題ないでしょう。

大江

 よく、アクティブファンドは8割インデックスファンドに負けていると言いますが、比較する対象の問題がありますよ。死んでいるようなアクティブファンドって、山のようにありますから(笑)。

竹川

 意外ですが、日本国内で運用されている日本株投信は先進国の中ではもっともアクティブファンドがインデックス(指数)に勝っていて、健闘しています。2016年6月時点のスタンダード&プアーズ(S&P)のデータでは、大型株アクティブ投信の5年の成績を指数(S&P/TOPIX150)と比較したときに、負けた割合が約57%。約43%は指数に勝っています。それ以前のデータを見ると半分以上の投信が勝っているときもあります。一方、同時期のアメリカでは85%程度の大型株アクティブ投信がS&P500指数に負けています。日本に比べて市場が効率的なんでしょうか。

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最終更新:6/23(金) 7:47
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