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急成長する音声技術、その現状を示す5つのグラフ

6/23(金) 7:10配信

DIGIDAY[日本版]

音声技術はまだ用途が限定されているものの、着実に人気を集めている。調査会社のeマーケター(eMarketer)は、米国の音声アシスタント市場の予測をはじめて発表。Amazonが2015年、音声アシスタント「Alexa(アレクサ)」を搭載するスピーカー「Echo(エコー)」を幅広いオーディエンスに提供開始したあとで、多くのアナリストが予測したよりも、速いペースで市場が成長していることが明らかになった。

今回の記事では、音声技術の現状を5つのグラフから読み解いていく。

Amazonが優勢。主な要因はデバイスの安さ

消費者にとって、新しいものは安ければ試しやすい。Echo(150ドル、約1万7000円)とGoogle Home(129ドル、約1万4600円)はほぼ同じ値段だが、Amazonが2016年秋に売り出した小型版のスピーカーEcho Dot(エコー・ドット)はわずか50ドル(約5700円)でほかを圧倒する。

eマーケターによると、音声アシスタント搭載スピーカー市場では、70%近くを占めるAmazonが優勢で、Echo Dotがその牽引力になっているという。「Echo Dotは第2世代が2016年10月にリリースされて以降、間違いなくEchoの売上増に貢献してきた」と、消費者情報リサーチパートナーズ(Consumer Intelligence Research partners)の共同創設者、ジョシュ・ローウィッツ氏は指摘する。「Amazonはアグレッシブな価格設定を行った」。

一番使っているのは若い世代

ミレニアル世代とその弟分たちがストリーミング動画とAR(拡張現実)の普及を促進したように、音声技術についても、ミレニアル世代がほかの世代よりはるかに多く利用している。eマーケターが示した音声アシスタントの米国人ユーザー数(月に1回以上使用)の世代別推移予測を見ると、2017年はミレニアル世代が2990万人で、ジェネレーションXの1560万人の2倍近くになっている。さらに、ミレニアル世代とそれより年上の消費者セグメントの差は、今後3年間で拡大すると予想されている。

ミレニアル世代の音声技術ユーザーは、2019年に3930万人となって、2017年から30%以上増加すると見られる。これに対し、ジェネレーションXは同期間で10%しか増加しない。なお、ベビーブーム世代の利用はほぼ横ばいの見込みだ。

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