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実は稼げる宝塚記念。今年の「金星候補2頭」がキタサンをやっつける

6/23(金) 7:40配信

webスポルティーバ

 長い歴史の中でも、稀(まれ)に見る”断然ムード”となっている今年のGI宝塚記念(6月25日/阪神・芝2200m)。もちろん、その中心にいるのは、キタサンブラック(牡5歳)である。

【写真】ミッキークイーンが狙える「裏情報」

 GI通算5勝。今年に入ってから、GIに昇格した大阪杯(4月2日/阪神・芝2000m)を制し、GI天皇賞・春(4月30日/京都・芝3200m)でも圧倒的な強さを見せて連覇を達成した。5歳を迎えて、非の打ちどころがないほどの完成期に入っており、早くも今年3つ目のタイトル獲得を狙う。

 万全の態勢に加え、今回は相手関係にも恵まれた。最大のライバルとなるサトノダイヤモンドが不在で、新たな強敵の参戦もない。11頭立てという少頭数での一戦は、それこそGI6勝目をお膳立てするかのような状況だ。

 とはいえ、上半期最後のGIでひと儲けして、気持ちよく締めくくりたい”穴党”も決して少なくはないだろう。そんな方々のためにも、ここでは一発が狙える伏兵馬がいないかどうか探っていきたい。

 そこでまず”朗報”をお伝えしたい。過去10年の宝塚記念は、波乱の傾向にあるということだ。例えば、勝ち馬の単勝人気を見てみると、5番人気以下の伏兵が5勝もしているのだ。

 2010年には、8番人気のナカヤマフェスタがGI初勝利を決めて、単勝は3780円の高配当がついた。また、2015年には6番人気のラブリーデイが勝利した。このときの単勝配当も1420円とまずまずだったが、すごかったのは3連単だ。2着に10番人気のデニムアンドルビー、3着に11番人気のショウナンパンドラが飛び込んできて、52万8510円という高配当となった。

 さらに、記憶に新しいのは昨年のレース。8番人気のマリアライトが、二冠馬ドゥラメンテや、天皇賞・春を制したばかりのキタサンブラックを撃破したのだ。単勝配当は2510円。単勝1.9倍という断然人気のドゥラメンテが、まさしく足をすくわれた瞬間だった。

 このように宝塚記念は、波乱含みのGIなのである。こうした歴史こそ、キタサンブラックにとっては最大の”死角”かもしれない。

 そこで、過去の歴史を参考にして、断然の本命馬にひと泡吹かせる”穴馬”を見つけ出していきたい。

 近年の宝塚記念において、明らかに強い傾向となっているのが”牝馬の強さ”だ。先述したマリアライト、デニムアンドルビー、ショウナンパンドラをはじめ、2014年にも8番人気のヴィルシーナが3着入線を果たしている。

 そして、着目すべきはこれら牝馬が皆、”人気薄”だったということ。最近の宝塚記念が荒れ模様となっているのは、まさに牝馬の激走が一因となっているのだ。

 とすれば、今年も牝馬を狙いたい。浮上するのは、紅一点となるミッキークイーン(牝5歳)だ。

 GI2勝(オークス、秋華賞)と実績は申し分ない。昨年は勝ち星に恵まれなかったものの、今年は始動戦となったGII阪神牝馬S(4月8日/阪神・芝1600m)を快勝している。

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