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強面じゃないサーフ&ストリート─MSGM 2018年春夏

6/23(金) 18:10配信

GQ JAPAN

MSGMのマッシモ・ジョルジェッティの一番の持ち味は、爽やかなポップさ。今シーズンはサーフ&ストリートの要素を取り入れ、いつも以上にハジけている。

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前半は「MSGM」のフォントで遊んだモノトーンのルック。MSのビッグロゴのスウェットシャツ、止水ジップにMSGMのロゴを配したマウンテンパーカ、総柄のシャツとパンツのセットアップなどを見せた。ブラック&ホワイトのラグジュアリー・ストリートの王道的なルックだが、ニューガーズグループ(オフホワイトやマルセロブロンが所属)のような押し出し感は皆無で、いい意味でなよっとしている。

中盤に入ると、サーフ色が強くなる。迷彩柄は、パームツリーと砂浜を分解したような色合いで、ビーチに寝転んだら馴染みそうなハッピーな雰囲気。サーファーに人気の高いメキシカンパーカは、オリジナルの粗野な素材感を上質なニット置き換えている。唯一のドレスアップアイテムのベージュのコットンスーツは、手書きのフラワーモチーフを加えてサーファーのためのスーツに昇華させている。

後半には、3重、4重にチェックを重ねるチェックオンチェックのスタイリングを提案。うるさくなりがちなスタイリングだが、この人のそれは不思議とまとまって見える。

スニーカーも可愛らしい。MSGMのロゴをサイドに配したランニングシューズは、アウトドア用のロープをデザインのポイントに。スケーター風のスニーカーは、サイドをカラフルなビーズで装飾している。

トラッドの要素を控え、サーフ&ストリート色を強めてきた今シーズンのMSGM。最後に登場したマッシモは金髪に変身していて、ちょっとだけワイルドな風貌になっていた。屈託のない爽やかな笑顔はそのままに。

Kaijiro Masuda

最終更新:6/23(金) 18:10
GQ JAPAN

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