ここから本文です

毛細血管を増やすには、ストレス対策がマスト。根来教授が教える「ストレスマネジメント」法とは?

6/23(金) 17:20配信

OurAge

髪の毛の10分の1ほどの細さゆえに、全身に張り巡らされ、生命の根幹にかかわる役目を担っている毛細血管。健康や美容にも大きく影響を及ぼすが、加齢と共に劣化・減少してしまう。しかし実は、日々のちょっとした工夫で、毛細血管は何歳からでも自分で増やすことができるのだ。ストレス対策もそのひとつ。

「ストレスが続くと交感神経が優位な状態が続き、毛細血管が収縮し、血流が悪化。ストレスホルモンも過剰に分泌され免疫が低下します」と指摘するのは、ハーバード大学医学部内科客員教授、パリ大学医学部客員教授、事業構想大学院大学理事・教授の根来秀行教授。ストレスマネジメントの方法を2つ教えてもらった。

◆マインドフルネス
「最近アメリカで注目されているマインドフルネスは、瞑想などを通じて“今、この瞬間”の現実に意識を向け、雑念にとらわれず、あるがままに受け入れる心の持ち方です。ストレスが軽減し、脳の休息になります。

呼吸など意識を集中させる対象を設定し、その瞬間に浮かぶ考えや感情、出来事を価値判断することなく見つめ、受け入れることで、自分自身への気づきを高めます。簡単な方法をご紹介しましょう」

1.背筋を伸ばし椅子に座り、目を閉じて体の感覚に意識を集中。
2.自然に息をしながら、空気の出入りや胸・お腹の動きなどの感覚に意識を向ける。
3.わいてくる雑念や感情は当然と考えてとらわれず、考えを切り上げて、すぐに呼吸に注意を戻す。
4.全身で呼吸するイメージで体全体に意識を広げる。
5.まぶたの裏に注意を向け、そっと目を開き終了。

◆ストレスフリー入浴
ゆったりと深い呼吸をしながら湯船につかる。その時間は余計なことは考えないで、ただ入浴を楽しむ。リラックスしたバスタイムを持つことは、弱った毛細血管を復活させる最適な方法のひとつだ。

「入浴の気持ちよさに意識を向けて、腹式呼吸を繰り返しましょう。自律神経に支配されている機能の中で、唯一自分でコントロールできるのは呼吸です。4秒かけて鼻から息を吸い、4秒息を止め、8秒かけて口から息を吐く“4・4・8呼吸法”は、副交感神経をスムーズに優位にし、リラックス効果が高まります」

お湯の温度は、夏は38~40℃、冬は38~41℃くらいのぬるめに設定し、肩までしっかりつかる場合は10分程度、半身浴の場合は30分程度の入浴が適切だ。

「寝る1時間前に入浴すると、ベッドに入る頃に、ちょうどいい具合に体温が下がって熟睡できますよ」

最終更新:6/23(金) 17:20
OurAge