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【ミラン検証】超大型投資も「財布」は大丈夫? 中国市場の売上は楽観的すぎる…

6/23(金) 17:08配信

SOCCER DIGEST Web

このままだと投資額は2億ユーロを超える。

 今夏の移籍マーケットで最も派手に動いているのが、今年4月13日に中国資本に買収されたミランだ。
 
 ヨンホン・リー会長とマルコ・ファッソーネCEO兼GDは、今夏の補強予算として1億5000万ユーロ(約180億円)を用意していると言われ、事実、6月23日現在ですでに約1億ユーロ(約120億円)を新戦力の獲得に投下している。ここまでの補強は以下の通り。
 
■マテオ・ムサッキオ(CB/ビジャレアル):1800万ユーロ(約21億6000万円)
■リカルド・ロドリゲス(左SB/ウォルフスブルク):1800万ユーロ
■フランク・ケシエ(MF/アタランタ):2800万ユーロ(約33億6000万円)=レンタル800万ユーロ+2年後の買い取り義務2000万ユーロ
■アンドレ・シルバ(CF/ポルト):3800万ユーロ(約45億6000万円)+ボーナス200万ユーロ
 
 現地マスコミの報道によれば、ミランはさらに右SB、レジスタ、ウイング、CFの獲得を目論んでいる。その現実的なメインターゲットとされるプレーヤーとその「市場価格」は以下。
 
■アンドレア・コンティ(右SB/アタランタ):2000万ユーロ(約24億円)
■ルーカス・ビグリア(レジスタ/ラツィオ):2500万ユーロ(約30億円)
■ケイタ・バルデ・ディアオ(ウイング/ラツィオ):3000万ユーロ(約36億円)
■ニコラ・カリニッチ(CF/フィオレンティーナ):3000万ユーロ
 
 もしこの補強がすべて実現すれば、ミランの支出は2億ユーロ(約240億円)を超えることになる。もちろん、メルカートは獲得だけで成り立っているわけではなく、25人の選手登録枠(ただし21歳以下は別枠)がある以上、獲得した分の選手は売却して人数的な帳尻を合わせる必要がある。
 
 とはいえ、ミランが大きな売却益を期待できるのは、カルロス・バッカ(推定市場価格2500万ユーロ)、スソ(同2000万ユーロ)、マッティア・デ・シリオ(同1200万ユーロ=約14億円)、ジャンルカ・ラパドゥーラ(同1000万ユーロ)というところ。仮にこの4人をこの価格で売却したと仮定しても、移籍金収支は1億ユーロ以上の赤字になる計算だ。
 
 移籍金収支をさらに改善する方法がないわけではない。しかしそのためには、いま契約延長を巡って揉めているGKジャンルイジ・ドンナルンマの換金という“禁じ手”に訴える必要がある。この生え抜きの18歳を売却すれば収支は改善するだろうが、戦力、そしてイメージという点で大きなマイナスになることは避けられない。

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最終更新:6/23(金) 18:05
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