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毒蝮三太夫「ラジオは“伝達するメディア”として信念を持て」

6/24(土) 16:00配信

NEWS ポストセブン

 1969年から続く『毒蝮三太夫のミュージックプレゼント』(TBSラジオ)のパーソナリティーを務める毒蝮三太夫(81才)。楽しくて役に立つラジオの魅力をずっと伝え続けてきた重鎮ながら、その功績については「おれもさぁ、こんなに長く続くとは思ってなかったよ」と、ガハハと笑い飛ばす。

 生放送スタイルの同番組では毎回、毒蝮が街へ出かけ、東京の下町仕込みの『ジジイ、ババア』トークで人々と交流。その軽妙なかけあいに根強いファンがつく。

「あと2年で番組開始から50年だっていうけど、やれるかわからないよ。おれが病気したり、スキャンダルになったら終わりだよ?(笑い)ラジオだってメディアが多様化している世の中で先細りだしさ。でもだからこそ、ラジオは“伝達するメディア”として確固たる信念を持ってやっていかないといけないよな」(毒蝮)

 相手に伝わらない言葉はただの“ノイズ”と断じる毒蝮。例の“ババア発言”にも、毒蝮流のルールがある。

「おれが“くたばり損ないの、ジジイ、ババア”と言ったって、けんかを売ってるんじゃないんだから。相手に笑って受け入れてもらうためには、敵じゃないということを見せることだよね。まずこっちから胸襟を開いて、笑顔で語りかける。そうすりゃ、相手も胸襟を開いてしゃべってくれますよ。だからって、おれは無理してやってるんじゃないよ。素直に本音でしゃべる。じゃないと、伝わるわけがないよ」(毒蝮)

 この“本音”は、現代を読み解くキーワードともなっている、そう語るのはTBSラジオの橋本吉史プロデューサーだ。

「『ニンゲン観察バラエティモニタリング』(TBS系)でも最近は、途中で気づかれたりした“失敗”をお蔵入りさせないで、そのまま流してますよね。そのドキュメンタリー的な感覚は、生放送でどんなハプニングが起こるかわからないラジオそのもの。マツコ・デラックスさん(43才)など毒舌系のタレントさんが支持されるのも、本音で語っているからでしょう。お約束の“不自然な演出”を取っ払って本音ベースの時代へと変わってきているんです」

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