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【派遣女子・更新なし】夢は「朝ドラのモデルになること」。起業家セミナー通いが趣味の高卒女子、派遣はスキルを盗むため

6/24(土) 13:00配信

Suits-woman.jp

パートやアルバイトというような非正規雇用が増え続けている現代。いわゆるフリーターと呼ばれているアルバイトやパート以外に、女性に多いのが派遣社員という働き方。「派遣社員」とは、派遣会社が雇用主となり、派遣先に就業に行く契約となり派遣先となる職種や業種もバラバラです。そのため、思ってもいないトラブルも起きがち。

自ら望んで正社員ではなく、非正規雇用を選んでいる場合もありますが、だいたいは正社員の職に就けなかったため仕方なくというケース。しかし、派遣社員のままずるずると30代、40代を迎えている女性も少なくありません。

出られるようで、出られない派遣スパイラル。派遣から正社員へとステップアップできずに、ずるずると職場を渡り歩いている「Tightrope walking(綱渡り)」ならぬ「Tightrope working」と言える派遣女子たち。「どうして正社員になれないのか」「派遣社員を選んでいるのか」を、彼女たちの証言から検証していこうと思います。

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今回は、都内で派遣社員として働いている塚本柚希さん(仮名・28歳)にお話を伺いました。柚希さんは、セミロングをきっちりと後ろでひとつにまとめ、開襟白シャツに、ネイビーの細身パンツを合わせていました。たっぷりとマスカラが塗られたまつ毛と、アイラインやアイシャドーが施されたアイメイク、リップラインがしっかり描かれている口元は、仕事ができるキャリアウーマンのようです。大き目の革素材のトートバッグに、足元には6cmヒールの赤いパンプスを合わせていました。

「朝ドラのモデルになりたいんですよ」

最終学歴が高卒だという柚希さん。彼女の夢は経営者やアフィリエイターが集まる講演会で得た人脈で、起業することだと言います。

「ナポレオン・ヒルって知っていますか?彼の主張する“成功のルール”を知って、起業するって決めたんです。大学出ていても、ものを知らないで話す人が多いっていうか。自分よりも本を読んでいたり努力をしている人って全然いないんで、頭に来るんですよね」

彼女は、千葉県の郊外で生まれ育ちました。

「うちはちょっと変わっていたというか、家族仲が悪かったんだなって思います。父はガスの訪問点検の作業員をやっていて、たまに小学校に作業服のままで迎えに来たりしたので嫌でしたね。母は総菜屋さんで弁当を詰める作業とか、ちらしのポスティングとかちょこちょこ働いていました。2つ上の姉は、高校の時からギャルファッションで地元で目立っていたんですよ。卒業したら美容販売員になりましたね」

“自分は普通じゃなかった”と言う柚希さん。家庭環境には不満があったそうです。

「うちは母と父と姉の4人家族なんですけど、家を出てからは本当、正月くらいしか会わないっていうか。すごく精神的な距離があるんです。姉が仕事辞めたりしたのも、1年後に知らされたり。普通の家庭じゃないですよね」

学生時代は、快活で勉強もできたと言います。

「中学生の頃は、結構、勉強ができたんですよ。5教科の総得点が450点とか。高校は、そこそこ頭がいい学校でしたね。英語クラスがあって、そっちの方に選ばれていたんですよ」

勉強だけではなく、部活動でも活躍していたそうです。

「中学はすごく友達が多かったし、運動もできたんです。バスケ部だったんですけど、特に練習しなくてもパスとかうまかったからレギュラーで。補欠の子に嫌味を言われたりしましたね」

高校は、自転車通学で通えた公立の高校へ進学します。

「高校に入ったら、地元以外の友達ができました。放課後、友人の家に集まったり、カラオケ行ったり。平均的な高校生活を送っていましたね。小遣いで足りない分は、スーパーでレジのバイトをしたり、メイク用品は姉の使ったり。うまくやっていました」

進学率が高い高校だったそうですが、そのまま大学に行くことに疑問を持ってしまいます。

「大学は、選ばなきゃどこでも行けたんですよ。でも急に“このままみんなみたいに大学行ってもつまらないな”って思って。とりあえず、時期を決めないで留学をしようと思って、高校は卒業しました」

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最終更新:6/24(土) 13:00
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