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U-20中国代表のドイツ4部参加案に非難殺到。対戦拒否を宣言するクラブも

6/24(土) 19:13配信

フットボールチャンネル

 U-20中国代表が来シーズンのドイツ4部リーグに参加する可能性があるというプランに対し、複数クラブから反対の声が上がっている。独紙『レヴィア・シュポルト』などが伝えた。

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 ドイツの4部リーグにあたるレギオナルリーガの南西部リーグに、U-20中国代表が招待されるプロジェクトが進行中であることが先日ドイツメディアにより報じられた。現状では来季のリーグは奇数の19チームで構成される見通しであり、試合のないチームが出てくるのを避けるためにも、2020年東京五輪を目指す年代の中国代表を招待する方向で話が進められているという。

 各チームが2試合ずつ行うU-20中国代表との対戦は、リーグ成績に加算されない形が想定されている。各クラブは中国サッカー協会から謝礼金として1万5000ユーロ(約186万円)から2万ユーロ(約249万円)を受け取る見通しだという。

「19クラブ全てが同意している」というドイツサッカー連盟(DFB)関係者のコメントも伝えられていたが、批判的な声も多いようだ。オーバーハウゼンのハヨ・ゾメルス会長は、「レギオナルリーガはサーカスになる。バイエルン・ミュンヘンが中国でもっとユニフォームを売れるようにするためだ」と皮肉を口にしている。ロート=ヴァイス・エッセンのミハエル・ヴェリング会長は『ビルト』に、「本当に3万ユーロでサッカーの魂を売りたいと思うのか?」と不満を訴えた。

 レギオナルリーガからの降格が決まったFKピルマゼンスのクリストフ・ラトケ氏も、独紙『ツァイト』のインタビューで不満をあらわにしている。「もはや言葉にできない。レギオナルリーガには、レギオナル(地域、地方)という言葉も含まれている。6チームが降格して、DFBは代わりに中国代表を入れようとしている。受け入れるしかないが、全くの資本主義だ」と同氏は語った。

 ヴァルトホフ・マンハイムは、より明確にU-20中国代表の参加を拒否する姿勢を打ち出した。「我々は中国との2試合に参加することに同意しておらず、参加するつもりもない。代わりにピルマゼンスに対して親善試合を申し込んだ」と公式ファイスブックで声明を出し、U-20中国代表との対戦をボイコットする意志を明確にしている。

フットボールチャンネル編集部

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