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トレーニング後に休息日を設けなければいけない理由

6/25(日) 8:10配信

MEN’S+

 皆さん、きちんと休みをとっていますか? 目標を成し遂げるため、懸命にウェイトを持ち上げることは素晴らしいことです。ですが、きちんと休みをとってください。
 
 言うまでもありませんね。「休む」ことと「サボる」ことは違うのですから。

自宅で有酸素運動に励んでみませんか?

 トレーニングの後は、必ず休息日を設けること。休息日の重要性を示す新たな理由が明らかになりました。米国生理学会の年次総会で発表された研究によると、「適切な回復期間をもつことは、骨の健康にも良い」とのことです。 
 
 カナダ・ブロック大学の研究者らは、オリンピック前の最も激しいトレーニングを行う期間に、15人の優れた女性ヘビー級ボート競技選手の血液サンプルを採取。その後、血液サンプルを休息日を含む回復期間中に採取したものと比較・分析しました。 
 
 トレーニングの運動量が多く内容も激しかった期間(平均週18時間)と、運動量が少ない期間を比較した結果を紹介しましょう。一人の選手の骨量減少を予防するタンパク質のオステオプロテゲリン(OPG)のレベルをそれぞれの期間の数値と比較すると、動量が多かった期間のほうが有意(確率的に偶然とは考えにくく、意味があると考えられる)に低く、また新しい骨形成を妨げるタンパク質のスクレロスチン(SOST)のレベルが高くなる結果を残しました。
 
 本研究の共著者であるブロック大学運動科学科 教授で同副学部長のパナギオタ・クレントロウ(Panagiota Klentrou)博士によれば、「こうした現象は非常に激しいトレーニングを行った結果、SOSTのレベルを増加させる炎症が体のあちこちで発生するために起きると考えられます」と、語っています。 
 
 研究終了時の骨密度に差は見られませんでしたが、「激しい内容のトレーニングを長時間行うと、骨がダメージを受ける可能性があります」と、クレントロウ博士は説明します。これが確かな現象であるかを判明させるためには、さらに研究を行う必要があります。 
 
 ブロック大学のCentre for Bone and Muscle Health(骨・筋肉健康センター)の大学院生であるナイジェル・カーガン(Nigel Kurgan)氏は、この研究はボート競技の女性選手のみを対象としたものでしたが、研究結果は男性にも当てはめることができると見ています。

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最終更新:6/25(日) 8:10
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