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テネリフェ監督、柴崎らの奮闘讃える 昇格に迫った「選手たちを誇りに思いたい」

6/25(日) 12:40配信

Football ZONE web

昇格プレーオフ決勝でヘタフェに敗戦 マルティ監督「無力感と怒りを感じる」

 テネリフェMF柴崎岳は現地時間24日に行われたリーガ・エスパニョーラ1部昇格プレーオフ決勝、ヘタフェとの第2戦で1アシストを記録したものの1-3で敗戦。2戦合計2-3となり、2009-10シーズン以来の1部復帰はならなかった。地元紙「デポルプレス」によると、試合後の会見でホセ・ルイス・マルティ監督は柴崎らの奮闘を称えつつも、敗戦を悔やんだ。

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 指揮官は準決勝2試合210分間フル出場、決勝第1戦も試合終盤までプレーした柴崎に全幅の信頼を置き、この日も先発で送り出した。

 開始12分でヘタフェに2得点を許す苦しい展開のなか、柴崎が反撃の狼煙を上げる。同17分、相手クリアボールを拾ったMFアイトール・サンスからの展開で、左サイドでボールを受けた柴崎がゴール前に鋭いラストパスを送る。これをFWロサーノがスライディングで合わせると、相手GKのニアサイドを打ち破る。貴重なアウェーゴールとなった。

 しかし同37分、再びヘタフェにゴールを奪われる。左サイドを突破されると、MFポルティージョのシュートはGKダニ・エルナンデスがセーブしたものの、こぼれ球をMFパチェコに詰められて再びリードを許し、結果的にこれが試合を決定づけるゴールとなった。

 試合終盤にはゴール前に迫るシーンも何度か作ったものの、テネリフェはアウェーゴールを奪えずに試合を終えた。指揮官はその結果を悔しがっている。

「無力感と怒りを感じている。なぜならば、人生が我々の選手にとって不公平な結果に終わったからだ。ただ私は昇格のために費やした全ての努力は称賛されるべきだと思う。悔しいし、虚しい。だけど、それと同時に日々プレーしてきた選手たちを誇りに思いたい」

「後半の決定機のどれかを決めていれば…」

 2戦合計スコア2-3と、わずか1点差に泣いたことをマルティ監督は悔しがった。もっとも、この決勝第2戦ではヘタフェに押される場面が目立った。「最初の5分間は良かったが、先制ゴールを奪われた時にやり直す方法が分からず、それが負担となって2失点目となった」と話すと同時に、「ガクとアイトール(・サンス)、ビトロのポジションを少し前めに取らせることを決めた。後半には我々に違う状況が起き、その決定機のどれかを決めていれば……」とも話している。

 指揮官は後半5分、疲労を考慮したのか、柴崎交代の決断を下した。過密日程によって終盤戦から攻撃のキーマンとして不動の存在となった日本人アタッカーを外さざるを得ないなど、苦渋の決断を強いられ、最後に敗北を喫した。それでも指揮官は、柴崎をはじめとした選手たちの奮闘に感謝の念を伝えていた。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:6/25(日) 12:40
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