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ドルトムント“天才MF”の波乱万丈キャリアを特集 英紙「天国と地獄をすでに味わった」

6/25(日) 14:29配信

Football ZONE web

代謝障害で離脱中のゲッツェ、完全復活に向けてリハビリ開始

 ドルトムントのドイツ代表MFマリオ・ゲッツェは代謝障害による長期離脱によって、古巣復帰を果たした今季は公式戦出場わずか16試合に終わった。失意の天才MFは自身のSNSでランニングする姿を公開するなど、着実に復帰への道を歩んでいるが、その姿を英メディアも特集している。

【写真】無期限離脱の“天才”がトレーニング再開! どん底からの完全復活へ前進

「かつてのワンダーキッドが、再起に向けて前進」と特集したのは、英紙「デイリー・ミラー」。2014年ブラジル・ワールドカップ決勝では、アルゼンチンを相手に優勝を手繰り寄せる決勝ゴールを決め、母国を4度目の世界王者に導いたゲッツェの波乱万丈のキャリアを振り返っている。

 記事では「2014年、世界は彼の足元にあった」と、当時22歳だったゲッツェがサッカー界の話題の中心だったことを紹介。バイエルン・ミュンヘンでは苦しい時期を過ごしたが、ドイツ代表で絶頂を極めたことで、母国の英雄となった。

 その他にも、ドイツ代表を率いるヨアヒム・レーブ監督がゲッツェを指して言った「彼はミラクルボーイ、ワンダーボーイだ」という言葉や、元ドイツ代表キャプテンのマティアス・ザマー氏による「彼はドイツ史上最高の才能」という絶賛のコメントも紹介されている。

宿敵移籍と古巣復帰を経て狂った歯車

 10代でプロデビューを果たし、充実のキャリアを送った一方で、「マリオ・ゲッツェは25歳にして、フットボールの天国と地獄の両方をすでに味わっている」と記されたように、現在は受難の日々を過ごしている。

 2013年にドルトムントからライバルクラブのバイエルン・ミュンヘンに移籍。チームがUEFAチャンピオンズリーグ決勝に進出するなかでの突然の発表は物議を醸した。この頃から、どこか歯車が狂い始めていたのだろうか。ジョゼップ・グアルディオラ監督の下ではレギュラーの座を確保することができず、昨夏にはドルトムントへ復帰。「裏切り」と揶揄された移籍を経ての出戻りには賛否両論あったが、ゲッツェはあえて古巣での再スタートを決断した。

 だが、負傷も重なってコンディションは万全とはいかず、今年2月には代謝異常が判明して無期限の離脱が発表された。ピッチから離れ、どん底から這い上がろうと懸命のリハビリに励んでいる。

 ゲッツェは先日、トレーニングウェアに身を包み、ランニングをしている様子の写真をインスタグラムで公開した。離脱直後は体を動かすことなく安静にしていると報じられていただけに、着実に復活に向かって進んでいることがうかがえる。

 ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSDもドイツ紙「ビルト」で、「マリオの治療はうまくいっていて、我々も嬉しい。再び彼の姿を見る日を楽しみにしている」と前向きなコメントを残している。眠れる天才が目を覚ます瞬間は近いかもしれない。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:6/25(日) 14:29
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