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マヴィック「USTシリーズ」発表!最高に使いやすいロードバイク用チューブレスタイヤ

6/26(月) 9:13配信

CYCLE SPORTS.jp

キーワードはイージー、セーフ、ファスト

フランスの老舗自転車パーツメーカー・マヴィックが遂にロードバイク用チューブレスタイヤを発表した。その名も「USTチューブレス」。「Universal System Tubeless」=「広い汎用性を持ち、システムとして統合的に開発され、そしてチューブレスタイヤのメリットを最大限生かす」ことを目指した新たなタイヤだ。

チューブレスの作業性の悪さの原因は、タイヤとホイールの相性にあった。その両方を製造できる同社は、”相性”という壁を取り払うことに成功したのだ。マヴィックが作り上げたこのタイヤのキーワードは「イージー」、「セーフ」、「ファスト」の3点だ。

マヴィックは1999年よりMTB用チューブレスタイヤを開発。自転車用タイヤとホイールの共通規格である「ETRTO(エトルト)」にも認められ、現在MTBシーンでは、既にチューブレスタイヤは一般的に使用されている。

ロードバイクにおいてもチューブレスの波は10年前から存在していた。マヴィックも2000年代初頭からロード用チューブレスの開発に取り組んでいたものの、精度など技術的な問題から一般の発売にいたることはなかった。この数年、様々なブランドが次々に新製品としてロード用チューブレスタイヤを発表。だが、大きなシェアを獲得するにはいたっていない。

ではなぜ今になってマヴィックがその製品を世に送り出したのか。その理由のひとつは、マヴィックが「システム」としてそれらを作り上げたという点がある。

これまで、マヴィックはクリンチャータイプの「Yksion Pro」などをはじめとした、タイヤとホイールを総合的に設計することにここ数年取り組んできた。そしてついに、チューブレスタイヤをホイールとトータルに開発することにより、マヴィックの求める水準に達する製品が作り上げられた。

その恩恵はまず、「イージー」という点に現れている。
これまでのチューブレスタイヤを試したことがある人は、おそらく全員経験したに違いないのはその「はめにくさ」。もしも長距離ライドの途中でパンクなどのトラブルによって、自身でタイヤを脱着することになった場合、これまでのチューブレスタイヤは作業に非常に手こずってしまうことが多かった。その理由としては、ホイールとタイヤそれぞれの相性の問題、またはそれぞれの”安全性”の基準をどこにおいているかという点が挙げられる。
マヴィックはホイール側、タイヤ側にそれぞれ厳重な規格(ETRTO/ISO)に基づく精度を与えることで、交換だけでなくシーラント剤を使った時などを含めたメンテナンス性能の容易さを追求した。

また、その精度から交換が容易になったことに加えて、「セーフ」という点も手に入れている。ホイールとタイヤがしっかりとマッチングしている事で、走行中にタイヤが外れてしまうなどの危険性を減少させる。

そしてチューブレスタイヤの最大の恩恵である「ファスト」、速く走るという点も、もちろん実現。内部にチューブを介さない事によってリム~チューブ~タイヤ間において発生する摩擦熱からのエネルギーロスをカット。それによって転がり抵抗の減少を得る。またそれに伴い、空気圧セッティングも低圧にできることから、走行時の快適性の向上となる。

タイヤの肝であるコンパウンドにおいては、フランスのハッチンソン社の「イレブンストーム」を採用。同社の最新モデル「フュージョン5」にも採用されたこのコンパウンドは、ウエット時などのさまざまな路面状態でもグリップ力を確保しつつ、低い転がり抵抗を実現しており、その性能は外部の検査機関においても高い評価を得ている。そのコンパウンド素材を採用しつつ、USTチューブレス専用にタイヤの構造面、トレッドや形状を独自に開発。マヴィックが自信をもって送り出す、全くオリジナルのタイヤが作り上げられた。

「USTチューブレス」は初回販売分としてはマヴィックの名作「キシリウムプロ」、「キシリウムエリート」に装着した上での販売予定だ。今後マヴィックのホイールラインナップは全てこの「UST」に対応をさせていくということ。もちろんタイヤ単品としての販売も予定している。

しかしながら統合的なシステムとして設計されたこのタイヤの真価、まずはホイールに装着した状態で試してみるのが良いかもしれない。

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最終更新:6/26(月) 9:30
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