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通算92勝目に集約されたフェデラーの強さ 「芝の支配者」が誇る驚異の数字とは

6/26(月) 21:14配信

THE ANSWER

全英前哨戦で9度目の優勝、自身の持つ最多優勝記録を92に更新

 男子テニスシングルス世界ランキング5位のロジャー・フェデラー(スイス)は25日、ゲリー・ウェバー・オープン決勝で同12位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を6-1、6-3で下し、自身大会9度目の優勝を果たした。自身の持つ最多優勝記録を92に伸ばしたレジェンドに対し、海外メディアは「人生最高のフォーム」「歴史上で最も偉大な芝の支配者」と圧巻の強さを絶賛している。

【動画】前に後ろに相手を揺さぶり、股抜きショットも迎撃…ATP公式Youtubeが紹介した“芝の帝王”フェデラーの「超絶ラリー」

 全仏オープンを含むクレーコートシーズンを全休し、6月のメルセデス・カップでは初戦敗退を喫するも、今大会は1セットも落とすことなく、復帰後初優勝を飾ったフェデラー。7月の全英オープンに向けて最高の結果を得たが、その充実ぶりはかつての全盛期をも凌ぐほどだという。

 英紙「デイリー・テレグラフ」は、「ロジャー・フェデラーはウィンブルドンを前に時計を巻き戻した」と特集した。記事では、わずか53分で20歳のズベレフを破った“芝の帝王”を、「フェデラーは短くなった髪型の影響で、外見的に何年か若返った。技術面では、人生最高のフォームにある。日曜日にズベレフを一蹴することでそれを示した」と称賛。35歳にして全盛期に突入したとの見解を示している。

 また、フランス地元紙「レキップ」電子版も、地元開催で優勝が期待されたズベレフ相手に貫録のストレート勝ちを収めた点に言及。「ドイツで行われた大会の決勝で、(ズベレフは)フェデラーの神聖なるパフォーマンスで征服されてしまった。一時間足らずで、スイス人はズベレフをスコア上でも圧倒し、この芝の上で9度目の優勝を勝ち取った」と地元の新鋭を撃破したフェデラーの強さを称えた。

芝での成績は「勝率86.66パーセント」「通算17勝」とも1位

 さらに、スペイン地元紙「マルカ」電子版もフェデラーの優勝を速報。記事では、芝で無類の強さを誇っているデータも紹介された。

「歴史上で最も偉大な芝の支配者であるフェデラーは、このサーフェスで勝率86.66パーセントを誇る」

 マルカによれば、フェデラーの芝での勝率は86.66パーセントでテニス史上歴代1位。2位はジョン・マッケンロー氏 (85.81パーセント)、3位はアンディ・マレー(85.71パーセント)、4位はビヨン・ボルグ氏(84.72パーセント)だという。

 今大会の優勝で、グラスコートで通算17勝を記録したフェデラーだが、これも歴代最多。2位のピート・サンプラス(10回)、ジミー・コナーズ(9回)、アンディ・マレー(8回)、ジョン・マッケンロー(8回)を大きく突き放している。

 パフォーマンスでも、データでも圧巻の強さを証明したフェデラー。満を持して、7月3日に開幕するウィンブルドンで自身8度目の優勝を目指す。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:7/4(火) 1:29
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