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トヨタ出資の「空飛ぶクルマ」に世界のメディアが注目!

6/26(月) 7:03配信

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愛知県豊田市でトヨタ自動車(以下トヨタ)社内の有志団体であるトヨタ技術会と豊田市が共同で毎年秋に開催している恒例イベント「わくわくワールド」。

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当初は社員や家族を対象にした「アイデアコンテスト」でしたが、その後、回を重ねる毎に規模を拡大し、現在では豊田市が主催する「とよたものづくりフェスタ」と合体したビッグイベントとなっています。

社内各部署の有志が本来の業務をこなす傍らで懸命に製作した個性溢れる作品が次々に登場し、完成度を競う様子は圧巻で、地元の人気イベントに成長しています。



コンテストの審査員にはクリッカーでもお馴染みの吉田由美さんが2015年から参画。



そうしたなか、同年のイベント会場に興味深い出展物が展示されていました。それは「空飛ぶクルマ」の開発を手掛ける「SkyDrive」プロジェクト。



トヨタを中心に、自動車会社に勤める若手の有志活動からスタートした30人規模のプロジェクトで、代表を務める一般社団法人「Cartivator」(カーティベーター)の中村翼氏が2020年に向け、「空飛ぶクルマ」の実現を目指しています。



2015年にアイデアコンスト会場で中村代表に活動概要を伺ったところ、1/5スケールの試作機を製作したことで開発の目処が付き、1/1の実機製作に向けて、クラウドファンディングで開発費を調達しており、2020年までに実機を製作、東京五輪会場で聖火への点火を目標にしているとのことでした。



その後、トヨタグループ15社がこの「SkyDrive」プロジェクトに今後3年間で総額4,250万円の出資を決めたことから、CNNやFORBESなどの海外メディアが「空飛ぶクルマ」の製作状況を早速ニュースとして取り上げるなど、世界からも注目を集めるようになりました。



機体のスリーサイズは全長:2.9m、全幅:1.3m、全高:1.1mで、最高飛行速度:約100km/h、最高飛行高度:地上10mと、海外メーカーが開発中の機体に比べて見劣りするものの、3輪により約150km/hで地上走行が可能な陸空両用仕様になっており、公道からの離陸が可能で、移動の自由度が低い空域では自動運転による飛行が可能なところが大きな特徴となっています。

2025年頃を目標とする実用段階においては、市販に加えて観光スポットのタクシーやレンタカー会社への有料貸し出しサービス(2万円/0.5h)を考えているそうですが、安全性などクリアすべき課題も多く、まずは東京五輪に向けた今後の開発進捗が注目されます。

(Avanti Yasunori・画像:Cartivator)

最終更新:6/26(月) 7:03
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