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ポイントの達人がクレジットカードの年会費を120万円も払う理由

6/27(火) 6:40配信

@DIME

『DIME』のクレジットカードやポイントカード特集でたびたび、インタビューをお願いしているポイントの達人・菊地崇仁氏の監修によるカード術。菊地氏が今、考える一番お得な情報や注目のカードトレンドについて紹介するとともに、その人物像にも迫る!

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クレカ&ポイントの達人・菊地崇仁(たかひと)氏が語る
「クレカの年会費を120万円払う理由」

年々、増え続けるクレジットカードは、職人手作りの『カードが40枚入る大容量ウォレット』(工房悠/2万円前後)に収納する。

◎クレカの特典を実際に体験することでそのお得さを客観的に判断できます

 約13万人の会員数を誇るポイントのポータルサイト『ポイント探検倶楽部(ポイ探)』を運営し、あらゆるポイントやクレジットカード情報に精通する菊地崇仁氏。ポイントの達人として様々なメディアでお得な情報を伝えるが、その情報ソースはすべて自分で調べたり、経験したもの。それだけに信憑性があり、確かな情報だと、ポイ探ユーザーからの信頼は厚い。

 しかしそのために自身は合計57枚のクレジットカードに入会し、その年会費は実に120万円にものぼるという。ポイント還元率を調べ上げ、お得を追求する菊地氏がなぜ120万円もの年会費を支払うのか。その疑問を本人にぶつけてみた。

「クレジットカード会員には様々な特典が用意されています。でもプラチナなどの上級会員向けのカードの場合、そういった情報をあまり出したがらない。会員だけが受けられる極上のサービスなので、あまり露出するとプレミアム感がないんでしょう。取材しても教えてもらえないことが多く、Web上の体験談もすでに内容が変わっているということがしばしばあります。どんなサービスなのか知りたいし、そのサービスのレベルがほかのサービスと比べてどの程度のものなのかも知りたい。それには体験するしかないということで、特典やサービスを紹介できるクレジットカードに入会しています。だから苦手なゴルフとワイン系以外、たいていの特典は試していますね。これまでに試さなかったのは、アルマーニなどの高級ブランドの、営業時間外の完全プライベートショッピングくらい。だっていくら買い物したらいいのか、考えると怖くなりますから(笑)」

 誰もが経験できない特典ということで、菊地氏のカードにはゴールドやプラチナなどが多い。それらの特典をひとつひとつ試し、しかも特典が改定されたら再び体験しにいく。プラチナカード以上の特典であるコンシェルジュサービスに至っては、航空機の手配はアメリカン・エキスプレス・カード、ホテルの手配はJCBといったように分散して使ってみて、その対応やサービスの質を判断するという念の入れようだ。そこまでこだわれる理由は何なのだろう?

「サービスの内容を知るには、実際に使った人の声が一番。どんなサービスだったのか、どう良かったのかなどを客観的に判断して、お得さを発信したい。もう趣味みたいなものですね。こんなことができるのは、システムエンジニアとしての顔もあるから。そちらで安定収入が得られるので、趣味に毎月10万円を使うことができるんです」

◎家族サービスを兼ねて特典を検証。これはもう趣味みたいなものです

 2006年からポイ探の開発に関わり、少しずつクレジットカードを増やして今では57枚。これほど大量のカードを所有するためには、かなりの苦労があるという。クレカの発行には個人信用情報が参照され、連続のカード発行がわかれば、審査に落ちてしまうからだ。

「6か月間に3枚までなら可能な場合が多いですが、4枚目からは審査が厳しくなります。だから申し込み期間を考え、入会するカードは厳選します。そして基本、解約しません。買い物履歴もあったほうが信用情報に登録されるため、入会しやすいと思い、1か月に1回は支払い実績を残しています」と菊地氏。

 各カードはExcelで締め日などを管理し、毎月必ず何かの支払いに利用しているという。

「1日2枚は使わないと、1か月に1回利用するペースが守れません。この店ではこのカードと決めて使っていますが、時には無駄な買い物もしていますね」

 特典を利用するために、2か月に1回は旅行にも出かける。

「家族サービスを兼ねて、家族5人で旅行します。クレカの特典を利用するための旅行なので、空港までハイヤー送迎を利用したり、空港ではまず航空会社のラウンジを利用します。ホテルもヒルトンやシェラトンなど1泊数万円の部屋に宿泊して、どの程度アップグレードしてもらえるのかを調査するなど、特典を検証するにもなかなかにお金がかかります。家族は贅沢な旅行ができるので喜んでいますね。でもそのせいで7歳の息子が空港で『今日もラウンジ行くよね?』などと言い出して、ちょっと生意気になりつつあるのが心配ですね(笑)」

 家族旅行とはいえ、自身のお金を多分に投資して、クレカの特典のお得さを追求する菊地氏。そこまでできるのは、クレカの特典を知りたいという熱意だ。誰もマネできないカードライフをおくる菊地氏が発信する情報に、これからも注目だ。

ポイント探検倶楽部
ポイントやマイル、電子マネーを活用するためのポータルサイトで、ポイントの交換ルートを検索可能。「Myポイ探」ではポイントの有効期限を自動管理できる。

※情報は3月3日現在のものです。

文/編集部

※記事内のデータ等については取材時のものです。

@DIME編集部

最終更新:6/27(火) 8:40
@DIME

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